いまのスマホに足りないのは…、物理キーだ!
デカいけど見やすいし押しやすい。
iPhone登場より前、携帯電話ユーザーのハートをワシ掴みにしたのが物理QWERTYキーボード搭載の「BlackBerry(ブラックベリー)」。かつてはオバマ元大統領が愛用していたことでも話題になりました。
スマホにキーボードを求める人に
やっぱりスマホのタッチスクリーンだと打鍵感もないし、押し間違いも多くてイマイチですよね。キーボード付きが恋しい人も少なくないと思います。
Unihertzが作ったのは、物理QWERTYキーボード搭載のAndroid 15スマホ「Titan 2」。
Video: Unihertz Official/YouTubeアルファベットキーは全てがカスタム可能で、任意で長押しや短押しショートカットが設定できます。
ウェブサイトをスクロールするときは、キーボードの表面をスワイプし、ジェスチャーでカーソルも動かせるなど、ただキーボードでタイピングがしやすいだけじゃないんです。
Video: Unihertz Official/YouTube前後2画面と3カメラを搭載
一般的なスマホよりデカい印象ですが、キーボードだけでなく1,440×1,440画素の4.5型ディスプレイが見やすいので許せちゃいますね。
背面には50MPメインカメラと8MP望遠レンズのデュアルレンズに加え、サブディスプレイまで搭載し時計などが表示されます。フロントカメラは32MPと、前後で3つのカメラを搭載しています。
Video: Unihertz Official/YouTube日本でも使える
SIMフリーで世界のキャリアに5G対応するとのこと。デュアルナノSIMで仕事とプライベートを分けることも可能。技適も取得済みで、日本ではNTTとソフトバンクにも繋がるようです。日本語に設定できるので、買ったらスグ使えますね。
無線接続はBluetooth 5.4、NFC、赤外線、デュアルバンドGPSがあります。おサイフはありませんが、Google Payに対応し、指紋と顔認証、FMラジオが聞けるなどの機能も。この多機能っぷりはスゴいです。
Image: Unihertzキーボード派のニーズ
少し前はiPhone 16 Pro / Pro Maxに合体させる、物理キーボード搭載ケース「Clicks」が話題になりました。モトローラ派には、Motorola Razrと合体するふたつ折りケース「Clicks Keyboard for Razr+」も。ゲームの操作や自撮りのシャッター、GoogleのAI「Gemini」の呼び出しまでできる万能っぷりです。
一方ではBlackBerry復活のウワサもあったりして、キーボード搭載電話は根強い人気なんですよね。
約4万円から出資できる
「Titan 2」は現在、クラウド・ファンディングで出資金を募っています。頓挫や延期の可能性もあるので、もし出資する際はご注意ください。約4万円から出資ができ、日本への送料は10ドルとのこと。キーボード派はぜひ。
Source: YouTube, KICKSTARTER, Unihertz