全長4.9m級! ホンダ斬新「デカいSUV」どんなモデル?
2023年開催の「ジャパンモビリティショー2023」でホンダが公開した「プロローグ プロトタイプ」。同車は一体どのようなモデルで、現在はどうなっているのでしょうか。
全長4.9m級! ホンダ斬新「デカいSUV」どんなモデル?
2025年10月30日から、東京ビッグサイト(江東区有明)では「ジャパンモビリティショー2025(JMS2025)」が開催されます。
2年前の「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」でホンダが公開した「プレリュード コンセプト」は、2025年9月5日に無事市販化を迎えましたが、同様にJMS2023で公開されたコンセプトカー「プロローグ プロトタイプ」は、一体どのようなモデルで、現在はどうなっているのでしょうか。
このプロローグ プロトタイプは、アメリカ市場に向けた次世代SUVのコンセプトモデル。
ホンダは2040年までに、グローバル販売台数の100%EV・FCV化という目標を掲げており、特に北米市場でのEV展開の拡大を計画していました。
その本格展開の先駆けとして、SUVタイプのEVが必要であると判断。
米ゼネラルモーターズと共同で開発し、誕生したのがプロローグ プロトタイプだったのです。
そんなプロローグ プロトタイプの特徴は、ホンダのスーパーカーである2代目「NSX」のテクニカルデザインアドバイザーを務めた松浦広和氏による美しいスタイリングです。
このデザインは、北米のSUVユーザーが好む「Neo-Rugged(ネオ ラギッド)」をテーマに開発。
日本語でいえば「武骨さ」に近い意味を持ち、シンプルな中にも洗練された美しさと力強さを秘めた、魅惑的なデザインに仕上がっています。
インテリアもシンプルかつスマートなデザインが採用され、フルデジタル式のメーターやタッチスクリーン、ヘッドアップディスプレイなど、先進的な装備が充実。
ボディサイズは全長4879mm×全幅1989mm×全高1643mmとなっており、ホンダが日本でも展開しているミドルサイズSUVの「CR-V e:FCEV」(全長4805mm×全長1865mm×全高1690mm)より全長全幅が大きく、堂々としたサイズ感です。
バッテリーはゼネラルモーターズ製の85kWhもの大容量で、フル充電時の航続距離は約482kmと発表されていました。
このように高いデザイン性とスペックを標榜していたプロローグ プロトタイプは、その後、ホンダ初のフルEVのSUVとして、2024年初頭にアメリカ市場で販売がスタート。
コンセプトカーでも特徴的だったシンプルながらも美しいデザインは健在で、フル充電時の航続距離も約476kmと、目標に近い数字を実現しています。
さらに最新の先進安全機能「ホンダセンシング」を備えるなど、充実した装備も同車の特徴。
車両価格はベースグレードで4万7400ドル(約700万円)となっています。
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