【光あれ】無から“光が生まれる”瞬間を世界初3Dシミュレーションで再現 (2/3)

量子トリックにより「観測しないこと」で物体を冷却することに成功

英ICLは物体から光子が検出されない瞬間だけを選んで観測することにより、観測の影響を物体に及ぼし物体を冷却できることを実証しました。しかしなぜ観測しないだけで冷却が実現できるのでしょうか？

光速の次は“出力の壁”―― 10⁵²ワットで時空が悲鳴を上げる理由

独FAUは光速に次ぐ“宇宙の絶対ルール”として、重力波などが放てるエネルギー出力には約3.63 ×10⁵²ワットという上限値（プランクパワー）が存在しそれを超えると時空が自ら破綻すると発表。

重力が粒であることを証明できるかもしれないMITの画期的な実験

米MITは重力が量子であることを証明するための技術としてセンチメートルサイズの振り子をほぼ絶対零度にする方法を開発したと発表。この装置を改良すれば理論上目に見えるサイズの装置で重力の量子性がわかります

量子的会話がカーボンナノチューブと内部炭素鎖の間にあると判明

ウィーン大はカーボンナノチューブとその中に閉じ込められた炭素鎖が量子的に振動が結び付き“会話”していると発表。チューブと鎖の間は真空で電子のやりとりもほぼありません。なのになぜ結びつくのでしょう？

同時に2つの場所に存在できる量子電池は充電を速くできる

台湾NCKUは1つの量子電池を同時に2つの場所に存在できる量子電池の実証に成功したと発表。あえて多世界解釈でたとえるなら「2つの世界線の重なる瞬間から1つの電池に一気に電力が流れ込む」イメージです。