レジェンド左腕カーショー、6回無四球無失点で降板 打線の援護もあり37日ぶり白星の5勝目へ
<レイズ-ドジャース>◇1日(日本時間2日)◇ジョージ・M・スタインブレナーフィールド
ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が6回を5安打無失点に封じ、37日ぶりの白星(5勝目)の権利を手に降板した。
打線が1回に大谷翔平投手(31)から、フレディ・フリーマン内野手(35)の2点適時打で先制。直後のマウンドは、1死から金に安打を許すも無失点に封じた。
2回は先頭モレルとデルーカに連打を浴びたが、2死二、三塁からフォーテスをスライダーで空振り三振に仕留めた。
3回は先頭ディアスを遊ゴロ、金を左直。ローに左安を許すも、主砲カミネロを投ゴロに打ち取った。
4-0とリードが広がった4回は、先頭モレルを代名詞のカーブで空振り三振、デルーカを中飛、ローをカーブで空振り三振に仕留めた。
5回にはフリーマンの12号ソロで5-0。先頭マンガムを三ゴロ、フォーテスを一飛、ディアスを遊ゴロで、2イニング連続の3者凡退に打ち取った。この時点で66球。
6回は1死から、遊撃手ベッツの悪送球で走者を背負い、モレルに三塁への内野安打を許して2死一、三塁とピンチを招いた。勝負どころを迎えると、デルーカをスライダーで中飛に打ち取った。
6回まで88球、5安打無四球失点3奪三振の内容。7回からジャスティン・ロブレスキ投手(25)にマウンドを譲った。
左足の手術から復帰したレジェンド左腕は、試合前時点で13試合に登板して4勝2敗、防御率3・54。白星は6月26日(同27日)のロッキーズ戦から遠ざかっている。
メジャー通算216勝をマークしており、7月2日(同3日)ホワイトソックス戦では、史上20人目の通算3000奪三振を達成。オールスター戦には、マンフレッド・コミッショナーによる「レジェンド枠」で出場した。
【これまでの足跡 ★はサイ・ヤング賞】
◆ハイランドパーク高から06年ドラフト1巡目(全体7位)でドジャースへ入団
◆08年=5勝(22試合)
◆09年=8勝(31試合)
◆10年=13勝(32試合)
◆11年=★21勝(33試合、最多勝利、最多奪三振、最優秀防御率)
◆12年=14勝(33試合、最優秀防御率)
◆13年=★16勝(33試合、最多奪三振、最優秀防御率)
◆14年=★21勝(27試合、最多勝利、最優秀防御率)
◆15年=16勝(21試合、最多奪三振)
◆16年=12勝(21試合)
◆17年=18勝(27試合、最多勝利、最優秀防御率)
◆18年=9勝(26試合)
◆19年=16勝(29試合)
◆20年=6勝(10試合)
◆21年=10勝(22試合)
◆22年=12勝(22試合)
◆23年=13勝(24試合)
◆24年=2勝(7試合)
◆25年=4勝(13試合)