GoogleがついにGeminiの利用制限の詳細を明らかに、無料ユーザーはどこまでGeminiを使えるのか?
Googleがヘルプセンターを更新し、Google AI加入者向けのGeminiの制限とアップグレードについての詳細を明らかにしました。
Google AI のサブスクリプションにおける Gemini アプリの上限とアップグレード - Gemini アプリ ヘルプ
https://support.google.com/gemini/answer/16275805Google finally details Gemini usage limits | The Verge https://www.theverge.com/news/773496/google-gemini-usage-limits GoogleのGeminiは基本無料で使うことができますが、完全に自由に使えるわけではなく、使用制限が存在します。そして、月額2900円のGoogle AI Pro、あるいは月額3万6400円のGoogle AI Ultraに登録することで、この制限が緩和されます。 Googleによれば、Geminiの利用制限は以下の通り。
上記の表に示されている通り、「アクセス制限」といった抽象的な説明や「特定の期間内に、プロンプトや会話の数、または一部の機能の利用回数に制限を設ける場合があります」といったあいまいな表現はなくなり、各機能の利用制限が具体的な数値と共に示されています。
無料版にはいくつか注意すべき制限があります。モデルにGemini 2.5 Proを使う場合はプロンプトが1日に最大5つまで、Geminiが記憶できるテキスト量であるコンテキストウィンドウは最大3万2000トークンとなっています。Googleによれば、100万トークンのコンテキストウィンドウがある場合、最大1500ページのテキストあるいは3万行のコードを理解できるとのこと。プロンプトがコンテキストウィンドウを超えた場合、提供されたコンテンツの一部が考慮されていない、またはコンテンツ全体のつながりや詳細情報が欠落した回答が返される可能性があります。 また、1日に生成できる画像は最大100枚まで。Deep Research機能については、無料ユーザーは月間レポート5件までに制限されており、使用するモデルはGemini 2.5 Flashとなっています。Veo 3による動画生成機能も、記事作成時点だと無料ユーザーは使用できません。
Geminiアプリの容量上限は、Geminiのウェブアプリ、スマートフォン向けアプリ、Gemini in Chromeで共通。Googleによれば、利用しているプランに基づく上限に近づくと、Geminiアプリに通知が表示されるとのこと。そして、上限に達すると、Geminiアプリの通知の内容が変わり、リセットのタイミングが表示されるそうです。
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