<1分で解説>東京都議選 自民議席増か 国民民主は苦戦候補多く
22日に投開票が行われる東京都議選について、毎日新聞がインターネット調査を実施したところ、自民党が議席を増やす見込みであることが分かりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「東京都議選の最新情勢」について解説します。
Q 今回の都議選はどんな状況なの?
A 自民党は公認候補だけで21議席、無所属も含めると24議席を得られる見込みです。最大で40議席を超える可能性もあり、第1会派を維持できそうです。
AdvertisementQ 自民党は裏金事件があったよね。
A 自民党の会派で政治資金パーティーの裏金事件があり、立候補者のうち17人の支部で報告書に正しく記載されていませんでした。そのうち会派の幹事長経験者6人は自民党の公認を外れて無所属で立候補しています。
Q 都民ファーストの会はどうなりそう?
A 小池百合子知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」は、第1会派を目指していますが、当落線上の候補が多く、議席が減る可能性もあります。
Q 国民民主党はどうかな。
A 国民民主党は初めて議席を獲得できるか注目されていますが、苦戦している候補が多いです。参院選の候補者をめぐる混乱も影響しているかもしれません。
Q 公明党や他の政党はどうなの?
A 公明党は現有議席から1人減らして立候補していますが、9回連続となる全員当選の可能性もあります。共産党は議席が横ばいか減る見通し、立憲民主党は議席が増える可能性があります。
Q 自民党議席増で決まりかな。
A 調査には3万4305人が答えましたが、全体の6割以上、無党派層に限れば8割以上が態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性があります。