【土星の極に謎の“暗い点群”】地球2個分の六角形嵐に正体不明の暗いビーズが浮上(スペースチャンネル)
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土星の北極で渦を巻く六角形の大気ジェットの上空に、これまで見たことのない“暗いビーズ”が浮かんでいるのをジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が発見しました。天文学者たちは「完全に予想外の現象」と驚きを隠せません。
土星の「六角形嵐」とは?
土星の極 出典:NASA土星の北極にそびえる六角形の嵐は、1980年にボイジャー探査機が発見し、その後カッシーニ探査機(2004~2017年)が詳細に観測しました。この六角形は直径約2万9,000キロ、地球2個分以上の規模を持ち、約10時間で一回転します。
正六角形を描く理由は、大気中のジェット気流とガスの性質が関係していると考えられていますが、詳細は未解明のままです。