【巨人】田中将大は2回6安打5失点で降板...日米通算200勝はお預け 岸田が逆転2ランも、泉口の痛恨適時失策から一挙4失点
■プロ野球 広島-巨人 (28日 マツダスタジアム) 巨人・田中将大(36)が広島戦に先発登板も、2回6安打5失点(自責4)で降板。あと1勝に迫った日米通算200勝はお預けとなった。 野茂英雄、黒田博樹、ダルビッシュ有に次ぐ史上4人目の日米通算200勝に王手を懸けて臨んだマウンド。今季7度目の登板、2勝1敗、防御率4.21。前回の21日・ヤクルト戦(神宮)は5回3安打1失点(自責1)で勝ち投手。広島戦は今季2度目、前回の5月1日(東京ドーム)は3回8安打3失点(自責3)で勝ち負けつかず。 立ち上がり、1番・中村奨に3ボールとなると中前安打を浴び、さらに1死から小園にも右前安打で一、二塁のピンチ。モンテロは中飛に仕留め2死も、末包に左越え二塁打を浴び先制点を許す。それでも一塁走者はキャベッジ、吉川とつなぎ本塁クロスプレーの末生還を阻止し最少失点で切り抜ける。 すると直後の2回、先頭の岡本が四球で出塁すると、1死からバッテリーを組む岸田が左中間席への6号2ランを放ち逆転。 しかし2回裏、先頭の坂倉に死球、続く菊地、佐々木には上手く外野前に落とされ連打で無死満塁。9番・高は見逃し三振で1死も、中村奨の遊ゴロを泉口がファンブルする間に2-2の同点。さらにファビアンを迎えたところで暴投で2-3。なおも二、三塁でファビアンには左前2点適時打を浴び2-5と一挙4失点。 3回の攻撃は田中将からの攻撃だったが、代打・浅野を送られ降板となった。2回を投げ50球、6安打、2四死球、2奪三振、5失点(自責4)だった。 また泉口の失策はリーグワーストのチーム69個目。リーグ優勝を果たした昨季はリーグ最少の58だった。 〈日米通算勝利数〉 206 ダルビッシュ有(日93:米113) 203 黒田博樹(日124:米79) 201 野茂英雄(日78:米123) 199 田中将大(日121:米78)