社民党の先輩達が築いた遺産を全て食い潰した福島瑞穂
福島瑞穂は以前から自己保身を最優先にして衆議院に転出せず絶対に最悪でも自分だけは当選出来る参議院比例区に居座り続けました。
自分が社民党の代表になっても自分の肩書きと社民党のリソースを自分の当選を有利にすることに利用する事を最優先に立ち回って来たのが福島瑞穂です。
ただでさえ退潮傾向だった党勢はさらに悪化。
衆議院での唯一の選挙区を守っていた照屋寛徳に
「先輩達が築いた遺産を全て食い潰したのはあなただ」
と批判されても、それでもなお福島瑞穂は自分が一番当選して生き残りやすい参議院比例区に固執しつづけました。
照屋寛徳の後継として沖縄2区を守ってきた新垣邦男もまた福島瑞穂に衆議院転出を求めました。
ですが自分が議員で在り続けることを最優先に立ち回り、党のリソースもそのために食いつぶして来た福島瑞穂がこれを受け入れる事はありませんでした。
国政政党の党首は基本的に衆議院議員でないと締まらないのです。
解散総選挙になっても参議院は対象にならないので緊張感もなければ重要法案の質疑に立つにしても参議院予算委員会になってからになるのでどうしたって他党よりもアピールも劣ります。
ですが自己保身最優先の福島瑞穂が現状を改めようとする姿勢は皆無です。
このままでは先がないと感じた沖縄2区の新垣邦男議員は離党を決意。
そしてこうなりました。
【社民党唯一の衆院議員、副党首の新垣邦男氏が離党を表明「党勢拡大に限界感じた」…無所属で活動へ】
社民党副党首で、同党唯一の衆院議員の新垣邦男氏(69)(沖縄2区)は2日、沖縄県宜野湾市で記者会見を開き、「党勢拡大に限界を感じた」などとして離党する意向を表明した。離党が認められれば、党所属国会議員は福島瑞穂党首ら参院議員2人となる。
新垣氏は会見で「党勢拡大の意見が(党内で)かみ合わなかった。今後の政治活動は沖縄の課題を中心にやっていきたい」と語った。9月以降、福島党首らに離党届を提出しようとしたが、受理されなかったとして、10月31日に郵送したという。「立憲民主党・無所属」会派に引き続き所属し、無所属で活動するとしている。 (2025/11/2 読売新聞)
離党を決意し、離党届を出すも、福島瑞穂らは2ヶ月店晒しにした挙げ句に「離党届を返送」という幼稚な対応で誤魔化していまだに離党を認めていません。
おそらく福島瑞穂側は来年の1月1日以降の離党という形に持っていきたいものと思われます。
政党助成金の算定基準日が原則として毎年の1月1日であるからです。
1月1日時点の議席でもって支給額が決まります。
なので社民党としては年内は離党していない事にしたいのだろうと思われます。
泡沫政党で3人しか議員がいないだけに1人減ったら政党助成金がそれだけ減る事になりますからね。
社民党はかつての三宅坂にあった社会党本部を手放さなければならなくなり、事務所を移転しましたが、党勢は衰え続けるだけとなり党職員のリストラを敢行しました。
かなり乱暴に追い出したのか、
労働者の味方を標榜してきた社民党が自分達が整理解雇した職員に不当解雇で訴えられるなんて事件も起きています。
離党したいと言ってきた議員に対して離党を認めず。
提出された離党届も受理したくないので2ヶ月店晒しにした挙げ句に本人に返送したので離党はなかったことにしてしまう。
共産党などと同じくブラック企業批判をしてきた社民党ですが社民党の方がよほどブラックです。
離党届を出した新垣邦男議員(左) 福島瑞穂党首インスグラムより
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年11月8日のエントリーより転載させていただきました。