スバル新「"2ドア"スポーツカー」登場! 6MTのみ&ガチガチボディ採用の「超スポーティ仕様」もスゴイ! 約370万円の「BRZ Cup Car Basic」とは
- 2025.06.15
- Peacock Blue K.K.
スバルは2025年5月22日に水平対向FRスポーツ「BRZ」の新たな一部改良モデルを発表しました。あわせて注目されるのがワンメイクレース参戦用のカスタム車「カップカーベーシック」です。進化した量産仕様と競技仕様の特徴を整理します。
そんなガチガチモデルあり!?
スバルは2025年5月22日、後輪駆動スポーツクーペ「BRZ」の新たな一部改良モデルを発表しました。
発表と同時に注文受付が始まり、月販計画は250台と公表されています。
BRZは2012年に初代モデルが登場した水平対向エンジン×FRレイアウトのスポーツカーです。トヨタとの共同開発で誕生しました。
低重心とコンパクトなパッケージで世界トップクラスのハンドリングを掲げ、若年層からベテランドライバーまで幅広い層からの人気を獲得しました。
2021年7月に発表された現行モデルとなる2代目もトヨタとの共同開発を踏襲しながら独自の味付けを追求し「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」となっています。
現行モデルのボディは全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mmで、ホイールベース2575mmです。
エクステリアは絞り込まれたキャビンと張り出したフェンダーが躍動感を演出。インテリアは水平基調のパネルとデジタルメーターを備えたほか、4人乗車と後席可倒による実用性を有します。
動力源は最高出力235PS、最大トルク250Nmを発揮する2.4リッター水平対向4気筒で6速MTまたは6速ATを組み合わせます。
今回の一部改良ではエンジン点火系回路を見直し、万一故障が発生しても該当気筒のみを停止させて安全な退避走行を可能にしています。
価格(税込、以下同)は332万2000円から381万7000円に設定されました。
そんなBRZには、はモータースポーツファン向けに「BRZ カップカーベーシック」がラインナップされています。
カップカーベーシックは、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup参戦を前提としたレース用のベース車です。
同車には、STIの専用装備が架装されます。ロールケージ(6点式+サイドバー)、6点式シートベルト用アイボルト、空冷式エンジンオイルクーラー、リヤデフ冷却フィンなどが標準装着され、シートサイドとカーテンエアバッグを取り外してキャンセラーを装着することでレース中の安全性と軽量化を両立しました。
2024年4月8日に発表された最新仕様ではアイサイトを標準装備とし、それに対応するためロールケージ形状を見直しています。
さらにエンジン封印を追加し、シリーズ参戦時の車両公認手続きに配慮しました。
トランスミッションは6速MTのみ、駆動方式はFR、エンジンは通常モデルと同じ2.4リッター水平対向4気筒を採用しています。
ボディカラーはクリスタルホワイトパール、アイスシルバーメタリック、マグネタイトメタリック、クリスタルブラックシリカ、イグニッションレッド、サファイヤブルーパール、WRブルーパールの7色から選択可能です。
価格は370万400円で、架装車両のため持ち込み登録となります。
最新記事
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。