角田裕毅の去就に影響か? ダンのマクラーレン離脱で移籍噂 レッドブル2026年シート情勢が混迷

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・マクラーレン育成を離脱したアレックス・ダンにレッドブル移籍の噂

・2026年の契約確定はフェルスタッペンとハジャーのみとマルコ博士が明言

・角田は走りで示すと強調、ローソンは去就不透明のまま待機

レッドブル勢の2026年ラインアップは依然として固まっていない。そんな中、F2ドライバーのアレックス・ダン(アイルランド)が突然マクラーレンの育成プログラムを離脱したことで、新たな注目が集まっている。

まだ19歳のダンは今年、F1テストや2度のFP1走行を経験した有望株。ヘルムート・マルコ博士からも高い評価を受け、オーストリアで会談している姿も目撃されていた。

「本日をもって、マクラーレン・ドライバー・デベロップメント・プログラムと双方合意の上で契約を解消しました」とダンは発表した。

マクラーレンは彼の今後にエールを送り、すぐにレッドブルへの移籍の可能性が噂された。ただし、レッドブル広報は慎重な姿勢を崩さず、「アレックスは多くのパドック関係者から注目されている才能あるドライバーです。しかし、レッドブルがコメントするのは、すでに我々のプログラムに所属するドライバーに限られます」と述べた。

■2026年の契約が決まっているのは2人だけ

マルコ博士はすでに「2026年の契約が確定しているのはマックス・フェルスタッペンとイザック・ハジャーだけだ」と明言している。レーシングブルズで活躍するハジャーは、フェルスタッペンのチームメイトに昇格するか、あるいはジュニアチームの中心として継続起用される見込みだ。

「良い状況にいるのは間違いありません」とハジャーはシンガポールで語った。 「でも自分のキャリアを振り返れば、常に最後のレースまで追いかける立場にいました。だから少しプレッシャーが和らいだ気がします」

■角田裕毅「自分の走りを示すだけ」

一方、角田裕毅はレッドブル・レーシングを離れ、アストンマーティンのリザーブドライバーに移籍する可能性が高まっている。

「まだマルコ博士と将来について話していません」と角田は明かした。

「自分にとって大事なのは、毎週どれだけの走りを見せられるかです。最近は自信がついてきて、マシンへの理解も進んでいます。確実に前進していると感じています」

■ローソンは不安を抱えながら待機

調子が上がってきたニュージーランド出身のリアム・ローソンもまた、自身の去就について答えを待ち続けている。

「いいえ、普段マルコ博士から電話が来るのは悪いレースの後だけなんです。だから最近はあまり連絡がありません」と笑顔を見せた。

「正直、明日にでも知りたいですが、この業界では緊張感を持ち続けるのは普通のことです。答えが出るまで、ポイント獲得や良いレースに集中し続けます。」

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