Keychronとギズモード、共同開発トラックボールデバイス「Nape Pro」(仮)。東京ゲームショウでお披露目

Photo: 三浦一紀

東京ゲームショウ2025で、個人的に注目していたのがKeychron(キークロン)です。

香港のキーボードメーカーで、高品質かつお求めやすい価格のキーボードを多数発売しています。

Photo: 三浦一紀

ワクワクしてKeychronのブースを訪れたら、予想以上に大人気。

最近「B1 Pro」というキーボードが人気になり、日本における認知度も爆上がりしているのがその理由でしょうか。

Photo: 三浦一紀

しかも、ブース内で買えるキーボードもあるので、気になる方は寄ってみるといいかも。

ちなみに、東京ゲームショウの期間内は、全品20%オフ。オンラインでも同じ価格なので、これはお得ですね。うーん、欲しいキーボードあるから、注文しちゃおうかな。

なんとKeychronとギズモードがコラボ

…実は、今人気急上昇中のKeychronとギズモードが、共同開発でプロダクトを出します。

そのキーパーソンがギズモード・ジャパン編集部の綱藤。実は彼、ここ数年キーボードを始めとした入力デバイスにハマり、キーボードなどの自作を趣味で行なっておりました。

綱藤が手作りしているNapePhoto: 三浦一紀

そして、最近はまったく新しい発想のトラックボールデバイス「Nape(ネイプ)」を自作。

設計から開発までを自身で行ない、自作キットを頒布しておりました。そんなNapeが、なんとKeychronとコラボ。

Napeの新作「Nape Pro(ネイププロ)」として販売されることになりました! パチパチパチパチ!

【重要】Nape Pro開発中【製品版】Keychron × GIZMODOで新型「Nape Pro(仮)」を開発中です🔥・今日から #TGS2025 Keychronブースでイメージ展示・10月クラファン予定・Web UIでキーマップ&向き設定・ソースと3Dデータはオープンソース化・もちろんハンダづけ不要Napeとは↓↓ https://t.co/VGaEvEyne5

— MENBOU(お小遣い制) (@menbou0202) September 25, 2025
使い方は無限大。こんな風に置くと昔あったトラックボール付ノートPC風になるPhoto: 三浦一紀

そもそも、Napeってなんだっていうところを簡単に解説しましょう。

元々は綱藤が自分で使うために作ったトラックボールデバイス。小さめのトラックボールにボタンが3個というシンプルな構成の入力デバイスですが、自分のスタイルに合わせてキーレイヤーを構築していくことができます。

そして、Napeは使用時の角度を自由に選ぶことができます。縦にして、ラップトップの隣に置くもよし。横にして、お気に入りのキーボードの下に置くもよし。ナナメもよし。使い方はあなた次第です。

ブースには製品モックが展示

Nape Pro(仮)のモックアップPhoto: 三浦一紀

Keychronブースには、Napeのコーナーがあります。ここには、現在綱藤が頒布している現行のNapeと、開発中のNape Pro(仮)のモックアップが展示されています。

開発中のNape Pro(仮)の最新レンダリング画像。製品版はアルミボディとのことブースのディスプレイにコラボのお知らせもPhoto: 三浦一紀

最新のレンダリング画像からわかるように、Nape Proではキーの数が増え、Keychron謹製のWeb UIでブラウザから多彩なカスタマイズが簡単にできるようになりそうです。

けっこう興味深く見ていく方も多いとのことで、これは期待が高まりますね。

クラウドファンディング開始は10月の予定。発売したらぜひ購入しようと思います。トラックボール大好きなもんで。

みなさんも、東京ゲームショウ2025に訪れた際は、Keychronブースにお立ち寄りいただき、Nape Proをチラ見していただけたらと思います。

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