日鉄・USスチール買収計画、メキシコが5日に再承認へ=関係筋

メキシコの連邦経済競争委員会(COFECE)は、日本製鉄による149億ドルでのUSスチールの買収提案を早ければ5日にも改めて再承認する見込み。2019年3月撮影(2025年 ロイター/Yuka Obayashi)

[ワシントン/メキシコ市 4日 ロイター] - メキシコの連邦経済競争委員会(COFECE)は、日本製鉄による149億ドルでのUSスチールの買収提案を早ければ5日にも改めて再承認する見込み。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。両社の提携を巡る最後の障害の一つが取り除かれる形となる。

匿名を条件に語った関係者によると、同委員会は、今回の合併を以前すでに承認していた。2023年12月に最初に発表された両社の買収計画に対するメキシコの承認はすでに期限を迎えており、合併を進めるには承認し直す必要がある。

同委員会はコメント要請に直ちには応じていない。USスチールと日鉄はコメントを控えている。

同買収計画は、トランプ米大統領が5日に是非を判断する見通し。

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Senior Correspondent based in Mexico. Reports on politics, corruption, security, migration and economy in Mexico and Central America. A Peruvian journalist with more than 20 years of experience in Latin America and the Caribbean covering elections, coups d'etat, uprisings, summits, economic crisis, natural disasters and sports. Previously based in Peru, Bolivia and Venezuela, he's fluent in Spanish and English.

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