【広島】4連敗 15年ぶり借金19...プロ初先発・斉藤は5回途中6安打5失点 ハーン1失点 小園2打数2安打 首位打者&出塁率2冠で奮起
■プロ野球 広島1ー6ヤクルト (3日 マツダスタジアム) 5位が確定の広島はヤクルトに大敗し今季7度目の4連敗、59勝78敗5分で15年ぶりの借金19となった。小園は第1打席で左安打、第2打席で遊内安打を放ち、打率.309と出塁率.364でリーグ二冠に立った。プロ初先発・斉藤が初回、村上に犠飛、オスナに適時打を許し2点を先制されると4回には北村恵に5号ソロを浴びる。齋藤は5回、走者を残し降板、代わったハーンがオスナに適時打を浴び5失点でプロ初黒星。打線は6回に途中出場・矢野の適時打のみヤクルトと同じ8安打も1得点に終わった。 先発・斉藤がプロ2度目の登板で初先発。プロ初登板となった5月2日・中日戦(マツダ)は2ー4で迎えた9回、4番手で登板し1回1安打2奪三振の無失点。今季ファームで30試合(先発5)に登板、4勝4敗、防御率3.18だった。 斉藤は清水とのバッテリーで1回、田中にライトオーバーのツーベース、西村を空振り三振、内山に四球、自身の暴投で1死二・三塁に。村上にライトへ犠飛、オスナにセンターへタイムリーを飛ばされ2点を先制される。 野手オーダーは中村奨が1番ライト、大盛が2番センター、クリーンナップは小園、佐々木、林で組み、ドラフト4位・渡邉がプロ初出場で6番ファースト、佐藤啓が7番セカンド、清水が8番に入った。 ヤクルトの先発・高梨に1回、中村奨が右安打、大盛は左飛、小園は左安打で1死一・二塁も佐々木は左飛、林は二ゴロに終わる。 斉藤は2回、先頭・橋本に中安打、2死後に田中に右安打で一・三塁とするが西村を三ゴロに打ち取った。2回の攻撃は渡邉が投ゴロ、佐藤啓は見逃し三振、清水は遊飛に倒れる。 斉藤は3回、内山を中飛、村上をカーブで空振り三振、オスナを右飛とクリーンナップを3人で抑える。3回の攻撃も斉藤、中村奨、大盛と出塁できず。 斉藤は4回、先頭・北村恵に左中間スタンドへ5号ソロを放り込まれ、0ー3となる。4回の攻撃で小園がショート強襲内安打で大山の出塁率.363を上回り出塁率.364としリーグ1位に躍り出た。佐々木は左飛、林は空振り三振、渡邉は右飛とつながらず。 5回の守備から小園に代わり矢野が入った。斉藤は5回、田中に中安打、西村を左飛、内山に空振り三振、村上に四球を与え降板。2死一・二塁で代わったハーンが自身の暴投で二・三塁とするとオスナに左中間に2点タイムリー、北村恵にもレフトへタイムリーを放たれ、0ー6となった。 斉藤は4回2/3を102球、6安打、2四球、5奪三振の5失点(自責5)でプロ初黒星。5回の攻撃は佐藤啓は空振り三振、清水は三飛、代打・内田は見逃し三振に倒れた。 6回、3番手・滝田は鈴木叶、高梨、田中と3人で抑える。6回の攻撃は1死から代打・久保がレフトへツーベース、矢野がライトへタイムリーを飛ばし1ー6とする。さらに佐々木が左安打で一・二塁も林は中飛、渡邉が遊ゴロと追い上げならず。 7回も滝田は西村、内山、岩田を3人で退けるが7回の攻撃はヤクルト2番手・松本健に佐藤啓は中飛、清水は遊飛、代打・前川は左飛と凡打に打ち取られる。 8回、4番手・益田は増田に死球、北村恵に四球で無死一・二塁も橋本を遊ゴロ併殺打、鈴木叶を右飛に打ち取った。8回の攻撃は松本健に中村奨が中安打、久保が四球で無死一・二塁も矢野は空振り三振、佐々木は中飛、林は空振り三振と好機に1本が出ない。 9回、5番手・大道は濱田を三ゴロ、田中と西村を連続空振り三振に取った。9回の攻撃はヤクルト3番手・阪口に渡邉が中飛で4打数無安打、代打・モンテロは中安打も代打・末包で代走・羽月が帰塁できず併殺で試合終了。