欧州版リリースに記載アリ!! トヨタ待望の「アリーンOS」新型レクサス ESでついに発進か!?
/ コラム
2025年4月に開催された上海モーターショーは、いまや世界最大級の規模を誇るモーターショーとなっているが、その上海ショーで初公開されたのが新型レクサス ES。実は待望の「アリーンOS」搭載車ではないかとウワサされているのだ!?※本稿は2025年5月のものです文:角田伸幸/写真:レクサス
初出:『ベストカー』2025年6月26日号
【画像ギャラリー】2025年4月の上海モーターショーで初公開された新型レクサス ES!! 来春の日本発売が待ち遠しい!?(16枚)新型レクサス ESの車内。内装に同化させた物理ボタンなどはアリーンOSのおかげ?
2025年4月の上海ショーでヴェールを脱いだ新型レクサス ESが、トヨタ車初の「アリーンOS」搭載車ではないかと話題になっている。現地での発表こそなかったが、欧州版のリリースに記載があるためだ。
歴史的に見ると自動車のソフトウエアは、装備や機能が追加されるたびにつぎはぎ的に拡張されることが多かった。
ところが電動化やIT化が進むと、このシステムは都合が悪くなる。車両運動からエンタメまで、あらゆる部分にソフトウエアが介入するため、それらを統合制御する基幹ソフトが必要になるわけだ。
アリーンOSは各社が開発を進める、その基幹ソフトのひとつ。トヨタは以前からこのOSを2026年に投入するとアナウンスしてきたが、とうとうそいつが姿を現わしたことになる。
実際新型ESには、乗員に寄り添うコンシェルジュ機能やOTA(ネット経由)アップデートなど、ソフトウエアの刷新を感じさせる要素が多い。購入後の機能追加なども実現するはずだ。
トヨタ車は新型ES以降、新時代に突入しそう。あっと驚く進化に期待したい。