観光庁「利用者も注意を」原因は“悪徳業者”?宿泊予約サイト『アゴダ』トラブル続出(テレビ朝日系(ANN))

大手旅行代理店JTBによると、今年の人気旅行先は国内が沖縄、海外はハワイが不動の人気だといいます。そんななか、観光庁長官が言及したのは。 観光庁 村田茂樹長官 「観光庁としては『アゴダをめぐってトラブルが生じている』こういった利用者の声が寄せられたことから、本年3月からアゴダに対してはトラブルの改善を申し入れてきた」 観光庁は今年3月、アゴダに対して業務改善を要請。アゴダは15日、ホームページにコメントを掲載しました。 アゴダHP 「特定の第三者サプライヤー経由の在庫の取り扱いをプラットフォーム上で停止いたしました。また、CEOをはじめとする経営陣の主導のもと、今後数カ月にわたり全てのサプライヤーがアゴダの高い基準を満たすよう、さまざまな施策を展開してまいります」

そもそもトラブルとは何なのでしょうか。ホテル予約を例にすると、まずホテル側からは、直接アゴダなどの予約サイトに空室情報を提供するケースと、第3の“代理業者”が介在してアゴダに掲載されるケースがあります。この時、予約が間違っていたり、そもそも取れていなかったりすることがあり、今回これが問題になっています。 トラブルに遭遇(50代) 「自分なりに調べたところ(他社では)1万3000円のシングルが、1万円ぐらいで一番安かった。すぐに予約して確保できた。ところが11月17日になって横浜の方から着信があって、アゴダさんから『部屋がとれてない』という連絡が来て。そこで“自動的にキャンセル”みたいな扱いに」 去年、アゴダを使ってホテルを予約したという男性。結局、料金の高い別のホテルを取り直しました。 トラブルに遭遇(50代) 「怒りというよりも、まず驚いて『何でだ』っていう。お金を出しても(満室で)泊まれないケースもある。本当にやめてもらいたい」 アゴダには予約の保証として、万が一の場合は「近場のホテルを探す」とした規約もありますが…。 トラブルに遭遇(50代) (Q.別の宿を取るという規約もあるが) 「そういう案内とかも全然なく。当初の予約が取れていないにしても、同額で代わりのホテルを用意するのが、そういう会社の責務ではないか」 この点について、アゴダの日本法人は。 アゴダ インターナショナル ジャパンの回答 「大多数のお客様には、アゴダのプラットフォームを通じてスムーズで快適なご利用体験を提供できていると認識しております。もし解決に至らなかったご予約がございましたら、速やかにご満足いただけるよう対応させていただきます」

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