「XPS」が帰ってきたぞ!Dellがわずか1年で方針転換した理由に納得
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Dell Technologiesは、1月5日(米国時間)に報道発表を行ない、昨年のブランド改変で消え去ったはずのコンシューマ向けブランド「XPS」が復活すると明らかにした。
DellのPC事業を率いているDell Technologies 副会長 兼 COO ジェフ・クラーク氏は、Dellが開催した説明会の中で次のように述べた。
「昨年我々はよりシンプルな仕組みを導入しようとして、Dell、Dell Pro、Dell Pro Maxのブランドスキームを導入した。しかし、結果的により複雑になってしまい、同時にXPSのようなブランドが持っていたプレミアム性を失う結果になった。このため、我々はXPSブランドを復活させることを決断した」。
つまり、「XPS」を捨てたのは間違いだったと認め、方針転換を行なうということだ。
昨年Dellは、一般消費者向けの「Dell」、法人向けの「Dell Pro」、ワークステーション向けの「Dell Pro Max」という3つの大きなブランドを設定した。
そしてそこに「Premium」「Plus」、それに“無印”という3段階のサブブランドをつけることで、ブランド名を見るだけで製品のグレードがすぐ分かるようなブランドスキームを導入した。
それまで一般消費者向けのDell製品は、プレミアム向けの「XPS」、メインストリーム向けの「Inspiron Plus」、バリュー向けの「Inspiron」となっていた。
しかし、このスキームが導入された後はプレミアム向けが「Dell Premium」、メインストリーム向けが「Dell Plus」、バリュー向けが「Dell」というブランド名に取って代わり、1年をかけて製品が展開されてきた。
今回Dellはそうしたブランド再編に、さらに再編を加えることを明らかにした。
前述の通り、昨年の発表ではDell、Dell Pro、Dell Pro Maxに、Premium、Plus、無印の3つのサブブランドを付けることで、製品グレードを分かりやすくしたと述べていた。
しかし、その弊害として最上位モデルの「Dell Premium」と「Dell Plus」「Dell」の差異が小さくなってしまい、本来プレミアム向けのブランドと位置づけたはずの「Dell Premium」のプレミアム感がなくなってしまったという。
また、XPSの消滅を惜しむ声も多く、今回DellはXPSの復活を決めたのだという。XPSは今後、Dellのプレミアムブランドからメインストリームまでをカバーするブランドになる。
なお、一般消費者向けのメインストリームからバリュー向けには引き続き「Dell」ブランドが展開され、法人向けは引き続きDell Proが利用される。
ワークステーション向けは「Dell Pro Max」から「Dell Pro Precision」に変更され、特殊用途向けの製品は「Dell Pro Rugged」「Dell Pro Essential」「Dell Pro Education」というブランドが展開されることになる。
ただし、今回のCESではXPS製品は発表されたものの、ほかのブランドの製品はまだ出てきていない。今後の展開として、Dell Pro Precision、Dell Pro Rugged、Dell Pro Essential、Dell Pro Educationなどの製品が順次発表される見込みだ。