アルメニアとアゼルバイジャンが和平宣言に署名、米仲介で

アゼルバイジャンとアルメニアの首脳は8日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、米国の仲介による和平に向けた共同宣言に署名した。同日撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ワシントン 8日 ロイター] - アゼルバイジャンとアルメニアの首脳は8日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、米国の仲介による和平に向けた共同宣言に署名した。係争地ナゴルノカラバフを巡る数十年にわたる対立を終わらせ、経済関係の強化につながる可能性がある。

トランプ大統領は署名式で「彼らは35年という長い年月戦ってきたが、今は友人で、これからも長く友人であり続けるだろう」と述べた。

アゼルバイジャンのアリエフ大統領とアルメニアのパシニャン首相は、和平実現に寄与したトランプ大統領を称賛。アリエフ大統領はトランプ氏をノーベル平和賞に推薦する意向を表明した。

また、新たな宣言には、南カフカスの戦略的な輸送回廊における米国の独占的な開発権が含まれる。ホワイトハウスは、エネルギーやその他の資源の輸出が促進されるという認識を示している。

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