リバプールが発表した新ホーム&アウェイユニフォーム、現地メディアはジョタ氏に捧げるエンブレムに注目「深い意味が込められている」

【写真:Getty Images】

ジョッタ氏に捧げるエンブレム

 イングランド・プレミアリーグのリバプールは現地時間1日に、25/26シーズンの新ホーム&アウェイユニフォームを発表した。英メディア『INTERNATIONAL BUSINESS TIMES』は8月1日に、7月3日に交通事故で亡くなったポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ氏に捧げる新ユニフォームのエンブレムに注目している。

 ジョッタ氏は、スペイン北部で起こった交通事故により亡くなった。同乗していたアンドレ・シルバ氏もこの事故で兄とともに亡くなっている。すでに、クラブ公式サイトではジョッタ氏が着用した背番号「20」を永久欠番にすることを発表した。

 同メディアは、「今回のユニフォームの発表には深い意味も込められている。尽きることのないエネルギーと的確なフィニッシュで知られるディオゴ・ジョッタは、25年7月3日にスペインで弟のアンドレ・シルバと共に交通事故で悲劇的な死を遂げた」と前置きし、「今後、すべての公式ユニフォームとジャケットに『Forever 20』のエンブレムが刻まれる」と、新ユニフォームにジョッタ氏のエンブレムを刻めることを伝えている。

 クラブ公式サイトでは、「シャツの背中に『Diogo J. 20』のプリントを希望の場合、収益の全額がクラブ公式のチャリティ団体であるLFC財団に寄付される。財団は、ディオゴ氏の名を冠したユースサッカーの取り組みを支援することを約束している」と、ジョッタ氏に捧げるリバプールの取り組みについて説明した。

 クラブのX公式アカウントでは、「Diogo J. 20」のエンブレムが入ったユニフォームのデザインを公開している。


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