【発見に至らず】キノコ採り中にクマに襲われたか…行方不明の70代女性、設置したわなでは“子グマ”捕獲(宮城・栗原市)(2025年10月6日掲載)|ミヤテレNEWS NNN

宮城・栗原市の山中でキノコ採り中にクマに襲われ、75歳女性が死亡、別の70代女性が行方不明となって4日目です。

設置したわなに子グマが捕獲されましたが、6日も女性の発見には至りませんでした。

岡崎大知アナウンサー「(6日)午前10時前の栗原市栗駒です。これから猟友会が奥行き1メートルのわなを山の奥に設置にむかいます」

栗原市と地元猟友会では、すでに現場付近の林道にクマ捕獲用のわなを設置していますが、6日は襲われた現場の東 約1キロの山中に追加のわなを設置しました。

これは、10月3日 栗原市栗駒にある荒砥沢ダムの北東800メートルの山中で、4人グループでキノコ採りをしていた75歳の女性がクマに襲われ死亡。別の70代女性が行方不明となっているものです。捜索は6日も続いていますが、2次被害の恐れがあるため人は山中に入らず、ヘリコプターとパトカーによる捜索を行いました。警察によりますと、6日午後 1か所目のわなで子グマが捕獲されたということです。

一方、行方不明となっている女性の発見には至らず捜索は7日も行われます。

中継です(6日午後6時15分頃放送)。6日の捜索の様子を取材した岡崎大知アナウンサーが、栗原市役所にいます。岡崎アナウンサー)6日、私は栗原市栗駒の現場を取材してきました。近づけたのは、規制線が張られていたこの付近です。10月3日にクマに襲われた亡くなった75歳の女性が見つかったのは、荒砥沢ダムから北東800メートルの場所でした。クマ捕獲用のわなは4日に現場から1キロの場所に、きょう(6日)は2キロ離れた場所に2基目が設置されました。

そして、6日午後 最初に設置した場所で子グマが捕獲されたということです。捕獲前、わなを設置した地元猟友会の方に話を聞きました。栗原市・鳥獣被害対策実施隊 阿部信明 副隊長)(2か所目は)クマの来そうな場所ということで、沢づたい・水があるところに来るんじゃないかという想定できょうは設置した岡崎アナウンサー)沢の音が聞こえるが、頂上付近から下ってきたところですよね。水源を求めてクマが降りてくる 阿部信明 副隊長)確実に来るとも限らない。物音がすると逃げてしまう岡崎アナウンサー)行方不明の方がいるが、我々が注意すべき点は?

阿部信明 副隊長)秋はキノコ・クリ山の物がとれる。(観光客などが)県内外から来るが、お昼を食べると食べ残ししない。やっぱり奥に入らないようにして頂きたい

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