“これぞ実写版ルフィ”超人ライルズがギアセカンドで一段階進化し「予選19秒99→今季世界最高19秒51」の衝撃。決勝はギア5?【世界陸上/男子200m準決勝】

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原作忠実再現度満点! ライルズのギアセカンド。写真:長田洋平/アフロスポーツ

 おそらく男子200メートル準決勝2組でジャマイカのブライアン・レベルが“余裕の19秒78”で決勝進出を決めた影響もあったのだろう。  2025年9月18日、東京世界陸上6日目の男子200準決勝3組で、4連覇を狙うアメリカのノア・ライルズは明らかに燃えていた。実際、「予選(19秒99)よりも1段階上げるよ」と言わんばかりに、ライルズはレース前に“ギアセカンド”を発動したのだ。  人気漫画『ONE PIECE』の主人公モンキー・D・ルフィが「おれの技はみんな一段階進化する。ギアセカンド!!」と叫んだ名シーンを再現するかのように、ライルズは腰を落とし、左手を左の膝に当て、右手の拳を地面につけたあと、ムクッと上体を起こして叫ぶ。“これぞ実写版ルフィ”を彷彿させるパフォーマンスで満員の国立競技場を沸かせた。  しかも、である。スタート直後から先頭に立ったライルズは、そこからグングンとスピードを上げて独走状態のままトップでフィニッシュ。19秒51と衝撃的なタイムを叩き出した。「予選19秒99→“ギアセカンド”→準決勝19秒51」と文字通り一段階進化を遂げたライルズには、SNS上のユーザー、視聴者も拍手喝采。以下のような反応があった。 「ノアライルズの虜になった! ギアセカンド決めてから準決勝独走はカッコ良すぎる!」 「陸上でギアセカンドのポーズして全員を圧倒するの主人公すぎるて」 「彼の走りはまるで疾風のようだった。19秒51、今季世界最高記録」 「まるでONE PIECEのルフィが陸上トラックに降臨したかのよう」 「パフォーマンスをした後に19.51でぶっちぎるライルズは化け物」 「全男子が真似するアレをこんな大舞台でやるの羨ましすぎる」 「まさに「もう一段階ギアを上げる」って感じがかっこいい!」 「ギア2やって1位で爆走するの最高過ぎるやん! 全男子やりたい奴笑」 「ルフィが宿りましたね」 「ブライアンレベルえぐいなー優勝候補かなー思うて見てたらライルズに全部持ってかれた」  『ONE PIECE』でルフィはギアフィフス(ギア5)まで進化しているが、果たしてライルズは決勝でどこまでギアを上げるのか。 「俺のギアセカンドは良かっただろ?」  レース後のインタビューでライルズが口にしたこのセリフに痺れたファンは多かったはずだ。 構成●THE DIGEST編集部

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