WTTチャンピオンズ横浜 男子シングルス決勝は張本智和VS王楚欽のカードに

[国際大会]

2025.08.11

 

WTTチャンピオンズ 横浜が、神奈川県横浜市の横浜BUNTAIで8月7〜11日に開催。WTTにおいて、チャンピオンズはスマッシュ、ファイナルズに次いでグレードの高い大会で、男女それぞれ32名のトップ選手が集い、シングルスの優勝を争う。 卓球レポートでは現地に取材班を派遣し、熱戦の模様をお伝えする。

 大会最終日の8月11日は男子シングルス準決勝が行われ、張本智和(日本)と王楚欽(中国)がそれぞれ勝利し、決勝に勝ち上がった

※写真は張本智和

▼男子シングルス準決勝の結果張本智和(日本) 4(5,8,4,-8,8)1 ジャア(アメリカ)王楚欽(中国) 4(4,5,1,10)0 モーレゴード(スウェーデン)

張本はジャアを速さで圧倒し、決勝進出 快進撃を続けてきたジャアだが張本の速さに遅れを取った 桁違いの攻撃力でモーレゴードを圧倒した王楚欽 モーレゴードは王楚欽のあまりの猛攻に打開策を見いだせず

 張本智和ジャア(アメリカ)の準決勝は、張本がゲームカウント4対1で快勝。ともに前陣での速い攻めを得意とする両者だが、張本が初手の厳しさ、バック対バックなどの速いラリーで、ここまで快進撃を続けてきたジャアを圧倒し、決勝進出を果たした。 決勝では、王楚欽(中国)とモーレゴード(スウェーデン)の勝者と対戦する。「(決勝の相手は)世界チャンピオン(王楚欽)かオリンピック銀メダリスト(モーレゴード)でどちらも格上の選手。自分は向かっていくだけですが、でも捨て身ではなく、しっかりとチャレンジしたい」と意気込みを語った張本の地元開催での勇姿を期待したい。 

 その張本の決勝の相手は、王楚欽(中国)に決まった。王楚欽は準決勝で、パリ五輪で苦渋を飲まされたモーレゴード(スウェーデン)と対戦。今大会のモーレゴードのプレーの充実ぶりから、好勝負が期待された一戦だったが、今回は王楚欽が圧倒的な両ハンドで攻め立ててモーレゴードを防戦一方に追いやり、ストレートの快勝で決勝へと駒を進めた。

▼男子シングルス決勝の組み合わせ張本智和(日本) - 王楚欽(中国)

詳しい記録はこちらからWTT大会関連ページ:https://www.worldtabletennis.com/eventInfo?selectedTab=Matches&eventId=3094&innerselectedTab=Completed

(取材=卓球レポート編集部)

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