冷凍たこ焼き専門店「ヤマゲン」ってどれくらいウマいの? スーパーでたまに見かける実力はいかに
最近、食べに食べまくっていることもあって、なんとなく冷凍たこ焼き界の勢力図が分かってきた。よく見かけるのがニッスイやテーブルマークで、この2社は一際強いような気がしている。
あとは何気にプライベートブランドがチラホラ。お店やグループによって置く商品が変わってくる感じかな〜と思っていたら、わりと見かけるブランドがあることにも気づいた。「ヤマゲン」がそうだ。
恥ずかしながらまだまだたこ焼きビギナーだからその存在を知って日が浅いのだが、ヤマゲンは三重県津市に本社を構える会社で設立は昭和45年の老舗。
公式HPには冷凍たこ焼き専門店とも書かれているから、たこ焼きについて詳しい人からすると当たり前のような存在かもしれない。
ちなみにヤマゲンのたこ焼きはタコ、キャベツ、ヤマイモなどの厳選した原材料をさらに吟味。冷凍食品ながら本格的な手焼きの味そのままってところが特徴らしい。
さて、今回購入したタイプは36個入りで538円。1個あたり20gで14.9円だから経験上リーズナブルな部類に入る。
推しポイントはかつおだし、そしてふんわりとした生地のようだが、レンチンしたら確かにその通り。ダシがブワッと香ってきて、匂いからして力を入れているのがよく分かる。
もちろん食べてもダシが効いてるなって印象──しっかりめな皮からフワッとした生地が心地よい。ただ、どこかぶちぬけて強烈……消費者に刷り込むようなインパクトは感じないかな……と思いきや、生姜っぽいものが入ってる!?!?
とっさに原材料を確認したら、そこにあったのは「しょうが」の文字。どーりでいきなりピリッとしたワケである。
そしてここで気になったのがたこ焼きに生姜を入れるのはアリなのかということ。ひとまず、たこ焼きだらけの我が家の冷凍庫にあるたこ焼きを調査したら……なんと生姜入りはこれだけ!
中には紅生姜を使用しているものもあったが、生姜単体のアクセントはなかなかよかった。ここだけの話、ソースやマヨつけずに4個くらい一気に食べてしまったから、好きな人は好きで刺さりそうだ。
ちなみに、タコのサイズはぶっちゃけ並、もしくはやや小さいかなといったところだった。むしろ値段を考えたらこれくらいだろう。
生姜を除けば、卒なくたこ焼き欲を埋めてくれるタイプ。多くの店舗に置かれるのだろうし、過度なことはしていない印象を受けた。
なお、他の店舗で売られていたヤマゲンのたこ焼きは1200gの50個入りで754円。重量を考えたら同じくらい値段……1個あたり15円程度での販売となってそうだ。
そうそう、ヤマゲンのHPによるとたこ焼きの中身でチャレンジングなこともしており、チーズ入り、エビ入り、それからまさかの梅干し入りなどなど、いろんなオリジナル商品を作っているらしい。
もうたこ焼きじゃないやんけ……と思うと同時に怖いもの見たさもある。どこかで見かけたら買ってみたい。
参考リンク:ヤマゲンHP 執筆:原田たかし Photo:RocketNews24.
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