「変革をもたらした」優勝に貢献のリーズMF田中碧、現地は今季チーム2位タイとなる高評価で絶賛!1位は?【海外の反応】

【写真:Getty Images】

田中碧の今季パフォーマンスを評価

 イングランド・チャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドは、来季のプレミアリーグ昇格を決めた。英メディア『LEEDS UNITED NEWS』は5日に、今季の戦いを振り返りつつ、クラブに所属する全選手のパフォーマンスを評価した。同クラブに所属する、サッカー日本代表MF田中碧についても言及している。

 リーズは、今季全46試合を終えて29勝13分4敗の勝点100でリーグ優勝を成し遂げた。3シーズンぶりとなるプレミア昇格を決めたクラブにおいて、田中はリーグ戦42試合に出場し、5ゴール2アシストを記録している。

 リーグ優勝、そして悲願の昇格を成し遂げたチームの中心として活躍したことが認められて、クラブの年間表彰式では、選手投票による年間MVPとファンが選ぶ最優秀ゴール賞を受賞した。

 同メディアは、「リーズ・ユナイテッドの今シーズンの選手評価。ダニエル・ジェームズと田中碧が活躍したが、10点を獲得したのは1人だけだ」と前置きし、田中について次のように評価している。

「多くのファンが、田中碧が今季のベスト補強であることを認めているだろう。彼がチームにもたらした変革を考えれば、それは正当な見方だ。この万能なMFは、クラブの好調なシーズンスタートの原動力となり、中盤で素晴らしい働きを見せた。正確で進歩的なパスとゴールへの鋭い洞察力とともに守備も支えている」

 今季の田中のパフォーマンスを絶賛した上で、チーム2位タイとなる9点(10点満点)をつけていた。なお、田中と同じ9点だったのは、DFジェイデン・ボーグルとFWダニエル・ジェームズの2人となっている。

 そして、同メディアが、全所属選手の中で唯一10点満点をつけていたのは、ウェールズ代表DFジョー・ロドンだ。「常にチームの中心選手だったロドンは、シーズンを通してほぼ全ての試合に出場し、スリリングな攻撃陣の土台を築いた。英雄的なブロック、高い位置からのヘディングシュート、絶妙なタイミングのタックルなど、あらゆるプレーで優れており、ボールさばきも素晴らしい。彼はリーズで最も安定したパフォーマンスを続けている選手だ」と、コンビを組むCBが誰であったとしても、安定した活躍でチームを支えたことを高く評価した。

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