“九州のダルビッシュ”と評された大型右腕が戦力外…11年ドラフト組は全員退団|記事一覧|高校野球ドットコム
武田翔太
ソフトバンクは武田 翔太投手(宮崎日大)の戦力外を発表した。
武田は宮崎日大時代、187センチの長身から最速151キロの速球、多彩な変化球で圧倒する投球から“九州のダルビッシュ”と称された。当時の九州NO.1右腕の評価を得ていた武田は11年のドラフトでは1位指名を受けた。
高卒1年目から才能の高さを発揮し、1年目から8勝、1完封、防御率1.07を記録。15年は13勝、16年は14勝を記録し、17年にはWBC代表に選出された。しかし故障を繰り返し、100イニング以上を投げたのは2018年が最後となった。プロ通算66勝をマークしたが、故障に苦しむプロ生活だった。
24年4月にトミー・ジョン手術を受け、2年間、一軍未登板に終わった。11年のドラフトでソフトバンクから指名された12選手は全員が退団することになった。
<11年ドラフト>
3位 塚田 正義内野手(白鴎大)
4位 白根 尚貴内野手(開星)
5位 嘉弥真 新也投手(JX-ENEOS)
育成1位 釜元 豪外野手(西陵)
育成2位 亀澤 恭平内野手(香川オリーブガイナーズ)
育成3位 三浦 翔太 投手(岩手大)
育成4位 清水 貴之投手(群馬ダイヤモンドペガサス)
育成5位 新崎 慎弥内野手(日本文理大)
育成6位 笹沼 明広捕手(オール足利クラブ)
育成7位 飯田 一弥捕手(高知ファイティングドッグス)