ロバーツ監督 大谷翔平の登板は?「フィリーズ戦の第1戦か第2戦」ブルペン起用は?「絶対にないとは言えない。ゼロではない」
ロバーツ監督(c)SANKEI
<2025年9月30日(土)(日本時間10月1日)MLB ロサンゼルス・ドジャース 対 シンシナティ・レッズ @ドジャー・スタジアム>
ドジャースはワイルドカードシリーズ第1戦でレッズに10-5と快勝。大谷翔平(31)の2本塁打やヘルナンデスの2発など、打線が爆発し、ポストシーズンの好スタートを切った。
試合前後にロバーツ監督が取材に応じ、ロスター編成の意図や大谷の登板予定、試合の勝因などについて語った。
ロバーツ監督コメント
Q.ワイルドカードのロスターで投手11名、野手15名とした理由は?
短期シリーズなので、シーハンとグラスノーをリリーフに回してイニングをカバーできると判断した。野手はマンシーやエドマンが怪我から復帰したばかりで、スミスは代打起用も視野に入れられる。そうしたバランスを考え、野手を1人多く編成した。
Q.スミス選手は代打だけでなく、捕手復帰の可能性も?
ある。打撃も送球も好調だし、スタメン起用も可能性として残している。重要な場面での打撃要員としても価値が高い。
Q.バンダ投手とコンフォルト選手を外した理由は?
コンフォルトは苦渋の決断だったが、スミスを代打枠に入れるため外さざるを得なかった。彼は私が最も信頼する選手の一人で、長いシリーズになれば必ず必要になる。
バンダはレッズが右打者中心であること、先発二人をリリーフに組み込んだことから外れた。ただし、フィリーズ戦に進めばロスター入りする。
Q.大谷選手のブルペン起用の可能性は?
絶対にないとは言えないが低いだろう。ただ、ポストシーズンなので"ゼロ"ではない。
Q.もし明日勝てば、大谷選手はいつ先発しますか?
フィリーズ戦の第1戦か第2戦になるだろう。
Q.今日の打線の内容をどう評価しますか?
素晴らしかった。テオスカーが大活躍だったし、もちろんショウヘイも大きく貢献した。キケも10月らしいプレーを見せた。全員が良い打席を重ねたことが勝因だ。
Q.シリーズ初戦で打線が固くならず爆発できた理由は?
ショウヘイの先頭打者本塁打が大きかった。そしてスネルが相手を完全に抑えたことも決定的だった。さらに投手ハンターへの攻略プランが徹底され、ミスを逃さず仕留められた。
Q.エドマンを途中交代させた理由は?
足首の問題だ。次戦に備えて負担を減らすための判断だった。
Q.足首の状態を考えると、現時点では守備位置が限定される?
その通り。現時点では内野守備に限定される。