山本有真 18着で予選敗退「6周半は私が72秒ペースで作る」田中希実へのペースメイク貫き成長実感【世界陸上 女子5000m】

山本有真 写真:長田洋平/アフロスポーツ

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<東京2025世界陸上競技選手権大会 9月18日(木)@国立競技場>

東京2025世界陸上・女子5000m予選が18日に国立競技場で行われ、予選A組の山本有真(25=積水化学)は15分36秒29の18着で予選突破とはならなかった。

スタート直後から積極的に先頭を引っ張り、1000mを2分57秒33、2000mを5分59秒90で通過。だが2500m付近で田中希実がペースを上げると対応できず、後半は徐々に順位を落とした。

レース後、山本は「正直、目標としていた結果にはほど遠く、日本の皆さんの期待に添える結果ではなかった」と悔しさをにじませながらも「自分の中で少しは成長が感じられる走りはありました」と前向きに語った。

今大会では、田中希実と「6周半は私が72秒ペースで作る」と事前に決めていたといい、「しっかりそれをやり通せたことと、3大会の中で一番いいタイムで走れたのは最低限のこと」と手応えも口にした。

さらに「世界の壁はやはり程遠く、パリ五輪であんなに悔しい思いをしたのにこの1年間何をしていたんだろうという気持ちもあります」と率直な胸中を吐露。

それでも「田中さんがレース後に『有真ちゃんのおかげ』『2人で作ったレースだよ』と言ってくれたことは本当に忘れられない言葉。力が入らなくなってからも田中さんの頑張りと日本の方々の声援で最後まで諦めずに走ることができました」と仲間と観客への感謝を力強く語った。

最後に山本は「来年のアジア大会や世界陸上、オリンピックと続いていく。まだまだ予選通過もできない情けない自分ですが、めげずに次こそはという気持ちで頑張っていきたい」と力強く前を向いた。

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