竹田麗央がメジャーで首位発進 畑岡奈紗、岩井千怜、河本結1打差7位
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 初日(29日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)
ルーキーで今季1勝の竹田麗央が6バーディ、2ボギーの4アンダー「68」でプレーし、米ツアーで自身初の首位発進をメジャーで決めた。「風次第で4アンダーとかは難しいかなと思っていたけど、きょうはまだそんなに吹いていなかった」という午前組で手堅く好スコアをマーク。「しっかりチャンスホールで獲れたりしたのが良かったなと思います」と、得意とする4つのパー5で3バーディを重ねた。
初出場の昨年大会を9位タイで終え、前年大会トップ10の資格で再び戻った大舞台。「初めてだった去年に比べたら、『楽しい』というよりかは、しっかり自分のプレーに集中してっていう感じだった」。1年前とは立場の変化とともに今季1勝という実績も加わり、今やメジャーも明確なターゲットのひとつだ。「きょうはアイアンショットが何球かミスがあったので、そこをまず修正して。パッティングもしっかりできるように練習したい」と2日目以降を見据えた。
竹田を含めた首位に、2020年覇者のキム・アリム、イム・ジンヒ(ともに韓国)、エンジェル・イン、イエリミ・ノ、ジュリア・ロペス・ラミレス(スペイン)の6人が並ぶ大混戦となっている。
3アンダー7位に前週のメキシコ開催「リビエラマヤオープン」で米ツアー初優勝を遂げた岩井千怜、悲願のメジャー初タイトルを狙う畑岡奈紗、2年連続3回目の出場となる河本結ら5人。2アンダー12位に「シェブロン選手権」からのメジャー連勝がかかる西郷真央、昨年大会2位の渋野日向子、メジャー初挑戦の桑木志帆ら7人が続く。
日本勢は以下、山下美夢有が1アンダー19位。岩井明愛、鈴木愛、小祝さくら、勝みなみがイーブンパー34位で続く。2021年、24年に続く大会連覇&3勝目に挑む笹生優花は2オーバー78位と出遅れた。
1T/-4/竹田麗央 7T/-3/畑岡奈紗、岩井千怜、河本結 12T/-2/渋野日向子、西郷真央、桑木志帆 19T/-1/山下美夢有 34T/0/鈴木愛、岩井明愛、小祝さくら、勝みなみ 78T/+2/笹生優花、林菜乃子 89T/+3/古江彩佳、馬場咲希 105T/+4/長澤愛羅(アマ) 122T/+5/泉田琴菜 140T/+7/西村優菜、池羽陽向 147T/+8/木村葉月(アマ)