ベトナムと中国、貿易関係強化で合意 トランプ関税で打撃
ベトナムのファム・ミン・チン首相(写真)と中国の李強首相は、ブラジルで開催されたBRICS首脳会議の合間に会談し、両国間の貿易・投資関係を強化することで合意した。リオデジャネイロで6日撮影(2025年 ロイター/Ricardo Moraes)
[ハノイ 8日 ロイター] - ベトナムのファム・ミン・チン首相と中国の李強首相は、ブラジルで開催されたBRICS首脳会議の合間に会談し、両国間の貿易・投資関係を強化することで合意した。
ベトナム政府が8日、発表した。
トランプ米大統領は2日、ベトナムと関税交渉で合意したと発表。ベトナムからの輸入品には20%の関税、第3国からの積み替え品には40%の関税を課す。
主に中国で製造されベトナムで最終加工される製品を対象とした積み替え品に対する関税措置がどのように実施されるかは現時点で分かっていない。 もっと見る
また、チン首相は会談で、鉄道建設分野の協力を優先するよう李首相に要請。ベトナムが12月に両国を結ぶ新しい鉄道の建設を開始するとも述べた。
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