トランプ氏、英王室の公式晩餐会に出席 2度目の国賓訪問は「生涯最高の栄誉の一つ」
晩餐会で英チャールズ国王とキャサリン妃の間に立ち、スピーチを行うトランプ米大統領/Yui Mok/Pool/Reuters
(CNN) 米国のトランプ大統領は17日夜、英ウィンザー城で開かれた公式晩餐(ばんさん)会に出席し、異例となる2度目の国賓としての訪英について「生涯で最高の栄誉の一つ」と強調した。また米国と英国の歴史的な関係の密接さを称賛した。
ウィンザー城のダイニングホールで英チャールズ国王の隣に立ったトランプ氏は、英国王室を称賛し、今回の招待に感謝の意を表した。2度の国賓訪問が認められる大統領は自分を最後にしばらく出なければいいなどと冗談を飛ばす一幕もあった。
トランプ氏はウィンザー城の建築に驚嘆すると共に、ウィリアム皇太子を「素晴らしい息子」と称賛。また、ウィリアム皇太子の妻のキャサリン妃ががん治療から回復したことに触れ、「とても輝いていて、非常に健康的」と称(たた)えた。
短いスピーチの中で、トランプ氏は米国と英国の絆を強調し、両国間の「特別な関係」という言葉では「その絆を十分に言い表せない」と語った。
17日夜の公式晩餐会に臨む英チャールズ国王、トランプ米大統領、メラニア夫人、カミラ王妃、ウィリアム皇太子夫妻ら/Anna Moneymaker/Getty Images
英ウィリアム皇太子の妻のキャサリン妃(左)/Kevin Lamarque/Pool/Reuters
ダイニングホールで席に着く、公式晩餐会の出席者ら/Andrew Caballero-Reynolds/Pool/Getty Images
英カミラ王妃(左)とメラニア米大統領夫人/Kevin Lamarque/Pool/AFP/Getty Images
英王室のグロスター公夫人バージット妃(左)とグロスター公リチャード王子/Aaron Chown/WPA Pool/Getty Images
トランプ米大統領の娘のティファニー氏(左)と米アップルのティム・クックCEO/Kevin Lamarque/Pool/AP
トランプ米大統領(左)と英チャールズ国王/Yui Mok/Pool/AFP/Getty Images
公式晩餐会には英国王室のメンバーに加え、米企業のトップらも出席した。
一方、首都ロンドンではトランプ氏の外交政策などに抗議するデモが繰り広げられ、警察の発表によると推定5000人がこれに参加した。