マジか‼ 初日2アンダー発進の森田理香子は「ペラペラ4番アイアン」と「飛び系3番アイアン」を使っていた
「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で今季ツアー初出場し、初日を2アンダー・18位タイで発進した森田理香子。バッグには3番アイアンに飛び系モデル、4番~PWには軟鉄鍛造モデルをセッティング。その詳細をレポートする。
4番アイアンを使用する森田 (撮影:GettyImages)
「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」で今季ツアー初出場し、初日を2アンダー・18位タイで発進した森田理香子。バッグには3番アイアンに飛び系モデル、4番~PWには軟鉄鍛造モデルをセッティング。その詳細をレポートする。
◇ ◇ ◇4番~PWには軟鉄鍛造のアスリートモデル『PRGR 01 IRON』を採用。女子プロで4番アイアンまで組んでいるのは珍しい。そこには彼女ならではの理由がある。「私は藤田さいきプロと同じように、右サイドでボールをさばいて打つタイプです。フェースをターンさせて上から打ち込むので、ソール幅が狭いモデルの方が打ちやすいんです。キャビティアイアンだと反発力が強すぎて飛びすぎてしまう。ぶっ飛んじゃう感じになるんです」一方、3番アイアンはユーティリティの代わりにキャビティモデルを投入。『PRGR 03 IRON』ヘッドに『OTi 85 S』シャフトを組み合わせている。「ユーティリティは苦手で打てないんです。どこに飛ぶかわからないし、リーディングエッジが出ているのも好きじゃなくて……。アイアンの方が得意なんです」と森田。軟鉄鍛造ボディならではの柔らかい打感と、狙い通りにラインを出せる性能も魅力だ。『OTi 85 S』は大きなしなりを生かしつつヘッド挙動を安定させるカーボンシャフト。ロフトが立った3番アイアンでも、楽に球を上げられる仕様になっている。アスリートモデルを駆使し、豪快なセカンドショットを放つ森田理香子。さらなる上位進出に期待したい。◇ ◇ ◇
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