迷惑電話にサヨナラ!用件が先にわかるiPhoneの新機能「通話スクリーニング」がかなり便利!!(@DIME)
「自動文字起こし」は、留守番電話という機能自体を生まれ変わらせたと言っても過言ではない。 相手が録音したことを、耳で聞かずに目で確認することができる。これにより、相手の発言をまさに一瞬で把握することができるようになったのだ。そして、通話スクリーニング機能とは言わば「留守番電話の延長線上」である。 フルスクリーンのスマホだからこそ実現できる機能とも言える。 iOS 26は、嬉しいことにiPhone SE 2に対しても提供される予定だ。SE 2は、中古市場ではトップクラスの人気を誇る機種。「初めてのiPhone」にSE 2を選ぶ人も少なくないだろう。それに対してOSのアップデートが告知されたということは、機種の延命が公約されたという意味である。 となると、こんなシチュエーションは想定できないだろうか。 「お母さん、中古のiPhone買ってあげるから固定電話解約しない?」と、東京在住の子が実家の母に呼びかける場面である。
固定電話は、かつてはそれ自体が財産だった。 より正確に書けば、携帯電話が普及する以前は電話加入権が高値で売買されていた。この電話加入権というものは借金をする時の担保にできるほどで、そのような金融業者も存在していた。この時代を知っている人からすれば、「固定電話を解約するのはもったいない」ということになりがちかもしれない。 が、上述のように最近では中高年世代でも「固定電話はもういらない!」と考える人が増えている。そして、iOS 26に実装される通話スクリーニング機能が広く知れ渡るようになれば、もはや固定電話に意義を見出す人は(法人や団体等を除いて)少数派になっていく可能性は大いにある。 「相手が言ったことを即座に文字起こしする機能」は、それこそ中高年世代に強く求められているものではないのか。言葉は音声よりも文字にしたほうが、確認も咀嚼も迅速かつ容易である。