本日開幕!2025年F1モナコGP:視聴方法と開催日程、天気と概要―DAZN&フジNEXT配信スケジュール
2025年シーズンのFIA-F1世界選手権第8戦モナコGPが、5月23日(金)のフリー走行1で幕を開ける。開催日程・概要・天気並びに、視聴方法、日本における放映権を持つ「DAZN」および「フジテレビNEXT」の解説・実況陣をまとめる。
モナコGPは、F1カレンダーにおいて最も伝統的かつ象徴的な一戦であり、1950年のF1世界選手権発足当時とほぼ変わらないレイアウトで開催され続けている、極めて貴重なグランプリだ。
狭く曲がりくねったモンテカルロ市街地コースは、オーバーテイクが極めて難しく、レースが単調になりがちな傾向があった。この問題に対処すべく、FIAは今年のモナコGPにおいて、最低2回のピットストップと3セットの異なるタイヤの使用を義務付ける新ルールを導入する。
なお2024年大会では、地元出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)が初優勝を果たし、モナコのファンを熱狂させた。
Courtesy Of Ferrari S.p.A.
悲願の母国初優勝を果たしてフェラーリSF-24の上でガッツポーズを取るシャルル・ルクレール、2024年5月26日F1モナコGP
週末の天気
初日の金曜日は晴天が見込まれているが、予選が行われる土曜日には雲が広がり、最終プラクティスおよび予選の時間帯には降水確率20%と、降雨の可能性がある。
一方、決勝が行われる日曜日は晴れの予報となっており、ドライコンディションでのレースが期待されている。
Courtesy Of Ferrari S.p.A.
モンテカルロ市街地コースのヌーベルシケインを駆け抜けるシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2024年5月24日F1モナコGPフリー走行
フジテレビNEXT & DAZNの実況・解説陣
フジテレビNEXT DAZN 実況 解説 実況 解説 FP1 堀池亮介 森脇基恭浜島裕英 ー 田中健一浅木泰昭 FP2 堀池亮介 森脇基恭浜島裕英 サッシャ 柴田久仁夫 FP3 堀池亮介 森脇基恭川井一仁 サッシャ 松下信治 予選 堀池亮介 森脇基恭川井一仁 サッシャ 中野信治 決勝 堀池亮介 森脇基恭川井一仁 サッシャ 中野信治2025年F1モナコGPは、フジテレビNEXTとDAZNの2つの有料チャンネルで、フリー走行を含む全セッションが生放送・ライブ配信される。両サービスともに再放送や見逃し配信を実施するが、地上波やBSでの無料放送はない。各セッション終了後には、F1公式YouTubeチャンネルでハイライト動画が公開される。ただし、いずれも英語のみとなる。
ニーズ別:おすすめ視聴チャンネル
すでにCSアンテナが設置されている家庭であれば、日本のF1放送を長年にわたって単独で担ってきたフジテレビNEXTの利用を検討する価値がある。月額2,409円(税込 / スカパー!基本料を含む)と、DAZNよりも安価で、さらに遅延や配信トラブルのリスクが少ない点も魅力だ。
一方、CSアンテナを設置していない場合や、スマートフォンやパソコンなどで手軽に視聴したい場合にはDAZNが有力な選択肢となる。DAZNは本家サービスに加え、いくつかの外部プラットフォーム経由でも視聴可能で、ユーザーの利用スタイルに応じた柔軟な選択肢が用意されている。
シーズンを通してF1を視聴したい場合は、本家DAZNの「年間プラン(一括払い)」が最も割安で、月額換算では2,666円(税込)となる。コストパフォーマンスを重視するファンには特におすすめのプランだ。
「DMM × DAZNホーダイ」も一考の価値がある。DAZN以外にも動画サービス「DMM TV」や成人向けの「FANZA TV」など、「DMMプレミアム」の膨大なコンテンツが利用可能となる。通常、両サービスを別々に契約すると月額4,750円が発生するが、このプランでは3,480円で利用できる。これは本家DAZNの月額プラン(4,200円)よりも割安だ。
ドコモユーザーが検討すべきは「DAZN for docomo」だ。各種特典を活用することで実質月額3,136円(税込)で利用可能だ。これは、DAZN月額プランの中での実質最安値となる。
各サービスを詳しく比較したい方は「F1視聴方法完全ガイド:DAZNとフジNEXT、知らないと損する選び方」を参照されたい。
モンテカルロ市街地コースの概要とレイアウト図
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F1モナコGPが開催されるモンテカルロ市街地コースのコースレイアウト
コース幅が極めて狭く、ランオフエリアもほとんど存在しないため、わずかなミスが即座に重大なアクシデントにつながる。
決勝レースではセーフティーカーが出動する確率が非常に高く、戦略やピットインのタイミングによって順位が入れ替わるケースも珍しくないが、モナコGPは「絶対に抜けない」と形容されるほどオーバーテイクが困難なことで知られる。
全長 3.337 km レース周回数 78 レース距離 260.286 km コーナー数 19 ポールの位置 左側 ピットレーン長 301.8 m ピットストップ時間 約20秒 最高速度 約290 km/h 燃料消費 低 DRS区間 1箇所 ラップレコード 1:12.909(ルイス・ハミルトン/2021年) コースレコード 1:10.166(ルイス・ハミルトン/2021年予選Q3)