日本でシャオミが耐えきれず値上げ。メモリ高騰で2万円上がる

 Xiaomi Japanは2026年8月21日、一部の既存製品を値上げすると公式Xで明らかにしました。メモリー価格をはじめとする製品コストの高騰が理由です。

 9月1日午前0時からと、9月4日午前0時からの価格改定の二段階です。

 最大で2万円の値上げとなっており、最大値上げ対象はXiaomi 17T Pro(12GB/512GB、12GB/256GB)、POCO X8 Pro Max(12GB/512GB、12GB/256GB)、POCO X8 Pro(12GB/512GB、8GB/512GB、8GB/256GB)となっています。

製品名 現在 改定 市場想定価格(税込) 市場想定価格(税込) 施行日時 Xiaomi 17T Pro (12GB/512GB) 13万9800円 15万9800円 9月1日(火) 0時 Xiaomi 17T Pro (12GB/256GB) 11万9800円 13万9800円 POCO X8 Pro Max (12GB/512GB) 8万9980円 10万9980円 9月4日(金) 0時 POCO X8 Pro Max (12GB/256GB) 7万9980円 9万9980円 POCO X8 Pro (12GB/512GB) 7万4980円 9万4980円 POCO X8 Pro (8GB/512GB) 6万9980円 8万9980円 POCO X8 Pro (8GB/256GB) 5万9980円 7万9980円 Xiaomi Pad 8 Pro (12GB/512GB) 11万9800円 12万9800円 9月1日(火) 0時 Xiaomi Pad 8 Pro (8GB/128GB) 8万9980円 9万4980円 REDMI Pad 2 Pro (6GB/128GB) 4万2980円 4万4980円 REDMI Pad 2 (4GB/128GB) 2万7980円 3万980円

 同社はこれまで、コスト上昇の影響を自社で吸収して価格の維持に努めてきたといいます。しかし「私たちの努力だけでは吸収することが難しい水準」に達したと説明し、購入を検討している製品がある利用者に対して、値上げ前の購入を呼びかけています。

 背景にあるメモリー高騰は、Xiaomi一社にとどまらずスマートフォン業界全体を覆う問題です。たとえば調査会社TrendForceは、2026年第3四半期のモバイルDRAM契約価格が前四半期比8~13%上がると予測しています。メモリーメーカーがサーバーやHBM向けを優先する流れが続いており、スマートフォン向けメモリーの供給にも価格上昇圧力がかかっていると分析しています。

 一方でXiaomi Japanは、来週発売予定のスマートフォンについては、手に取りやすい価格にするため「価格面でも最大限工夫して準備」しているとも説明しています。

 同社は別の公式投稿で「REDMI Note 17 Pro Max 5G」を8月28日に発売し、価格などの詳細を8月27日正午に告知すると予告しています。最大限の工夫がどう価格に効いてくるのかが見どころです。

関連記事: