【BCターフ】ディープモンスター最下位14着…池江師「逃げない方が良かった」騎手の反省明かす

 大外から果敢にハナを奪い、レースの主導権を握ったディープモンスターだったが、直線では失速し、最下位の14着に敗れた。道中はややかかる場面もあったものの、その後は折り合いがつき、ペースも落ち着いていた。池江泰寿調教師も手応えを感じていたが、最後は後続に次々とかわされる厳しい結果に。レース後、池江調教師はファンへの謝罪を口にし、マーカンド騎手が「結果論として逃げない方が良かった」と振り返ったことを明かした。

【動画】ディープモンスター、果敢に逃げるも14着…BCターフ

14着 ディープモンスター 池江泰寿調教師

「日本のたくさんのファンの方に応援していただいたので、結果が伴わず、本当に申し訳ない気持ちです。逃げる形はプランの一つでした。最初は少しかかり気味でしたが、その後は割とリラックスして走れていました。ペースもそれほど速くなかったので、しめしめとは思っていたんですけどね。レース後、ジョッキーとはいろいろ話しました。(マーカンド騎手は)結果論として、逃げない方が良かったと言っていました。8歳馬ですけど、末永く走ってくれればいいかなと思っています」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 現地時間10月31日、アメリカ・キーンランド競馬場で行われたブリーダーズカップターフ(G1・3歳以上・芝2400m・1着賞金260万ドル=約4億円)は、ライアン・ムーア騎乗の1番人気ベンヴェヌートチェッリーニが豪快な差し切り勝ちを決めた。日本から参戦したトム・マーカンド騎乗のディープモンスター(牡8・栗東・池江泰寿)は、果敢に逃げたものの着外に敗れた。

 2着にはマップオブスターズ、3着にはダイヤモンドネックレスが入った。

BCターフ・ベンヴェヌートチェッリーニとR.ムーア騎手

 ムーア騎手の鮮やかな手綱さばきが光った。ベンヴェヌートチェッリーニは道中、内で距離のロスを抑えながら追走したが、直線を迎える頃にはやや後方に置かれ、前には馬群の壁。すぐには追い出せない位置にいた。

 それでもムーア騎手は慌てることなく進路を探り、わずかなスペースを見つけると一気に追い出した。そこからの伸び脚は強烈。前を行く各馬をあっという間に捉え、鮮やかに差し切ってみせた。難しい位置取りから勝利へ導いたムーア騎手の騎乗が際立つ一戦となった。

 日本のディープモンスターはスタートから積極的に先行し、主導権を握ってレースを引っ張った。しかし、直線では脚が上がり、後続にかわされて着外。大舞台で逃げの競馬を試みたが、最後まで粘り込むことはできなかった。

◇ブリーダーズカップとは ブリーダーズカップは、1984年に創設されたアメリカ競馬の祭典。毎年秋に開催され、世界各国から有力馬が集結する。芝・ダートのさまざまな距離や条件でG1競走が行われ、各部門の頂点を争う。開催競馬場は年によって異なり、2026年はケンタッキー州のキーンランド競馬場が舞台。日本調教馬も数多く挑戦しており、2021年にはラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌ、2025年にはフォーエバーヤングが優勝している。

【全着順】 1着 ベンヴェヌートチェッリーニ 2着 マップオブスターズ 3着 ダイヤモンドネックレス 4着 ティファニー 5着 シュルヴィー 6着 ベイシティローラー 7着 ホタツェル 8着 ミナレットステーション 9着 エシカルダイヤモンド 10着 ジョアンナウォルシュ 11着 ファーブリッジ 12着 バーナムスクエア 13着 エルコルドベス 14着 ディープモンスター(日本) 出走取消 テストスコア

出走取消 テレスコピック

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