ワッツアップ、ロシアの遮断方針に反発 「通信の権利守る」
8月14日 米メタ・プラットフォームズ傘下の対話アプリ「WhatsApp(ワッツアップ)」は、ロシア政府が同社のサービスを遮断しようとしているとし、今後も暗号化通信を提供できるよう全力を尽くすと表明した。写真はワッツアップのロゴ。2023年2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[モスクワ 14日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tab傘下の対話アプリ「WhatsApp(ワッツアップ)」は、ロシア政府が同社のサービスを遮断しようとしているとし、今後も暗号化通信を提供できるよう全力を尽くすと表明した。
ロシア政府は、対話アプリの「テレグラム」やワッツアップが詐欺やテロ事件を巡り法執行機関との情報共有に応じないとして、一部の通信を制限し始めている。
ワッツアップは声明で「当社は人々の安全な通信の権利を侵害しようとする政府の試みに屈しない。ロシアはそうした権利を侵害するため、1億人を超えるロシア市民からワッツアップを遮断しようとしている」と表明。
「ロシアを含むあらゆる場所で人々がエンドツーエンドの暗号化通信を利用できるよう、今後も全力を尽くす」と述べた。
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