マーチだけじゃなかった! 中国でマツダを圧倒した日産のキラーモデル「N7」が日本発売へ?
N7は、東風eπ007プラットフォームをベースに、2種類のバッテリーオプションが用意されており、価格は、16,800ドル(約240万円)〜25,100ドル(約359万円)という低価格帯でも注目されている。
日産 N7新型リーフは、日産が再び世間の注目を集めるための起爆剤となるかもしれないが、日産ブランドに有利に働いているのはリーフだけではないようだ。別のEVが静かに人気を集めており、より短期間で成功を収める可能性もあるのだ。
もちろん、ここで話題にしているのは最近中国で発売されたBEVセダン、「N7」のことだ。東風日産の合弁会社によって製造され、発売から6週間で2万台以上の受注を獲得したヒットモデルだ。確かに、シャオミがわずか1時間で「YU7」の受注28万9000台を確保したと発表している数字に比べれば取るに足らない数字だが、YU7は人気のSUVであり、N7は低迷するセダンであることも考慮すれば、2万台以上という数字は日産にとって立派な数字であり、少なくとも新型EVで正しいことをしたという証左と言えるだろう。
日産はSNSの投稿で、5月17日に中国でN7の納車が開始されてから45日後に1万台目の納車を迎えたことを発表した。実は、この数字は中国における新型EVとしては特筆すべきものではないが、マツダ「EZ-6」と比べれば、圧倒していることがわかる。
中国メディアによると、日産は5月にN7を3034台納車したと報じられているが、マツダは同時期にEZ-6をわずか1821台しか販売していないという。
N7が人気を集めている理由の一つは、多くの中国製EVの成功例と足並みを揃えたそのアプローチにある。現代的な機能と日常的な使いやすさを兼ね備えた、バランスの取れたパッケージを、非常に手頃な価格で提供していることが挙げられるだろう。グレードによって価格は16,800ドル(約240万円)〜25,100ドル(約359万円)までと幅広く、予算を抑えながらも充実した機能を備えた電気自動車を求める購入者にとって魅力的な選択肢となっているようなのだ。
またN7は、幅広い層の購入者に受け入れられるであろう、洗練された現代的なエクステリアを備えている。インテリアは、ミニマルなアプローチを採用し、大型の中央インフォテインメントスクリーン、デジタルメータークラスター、デュアルワイヤレススマートフォンチャージャー、そしてすっきりとした流線型のダッシュボードが全体を支えている。2本のスポークステアリングホイールにはトグルスイッチが備わり、現在中国市場に投入されている多くのEVに見られるデザインランゲージを反映している。
ここで嬉しいニュースだ。大ヒット中のN7は、当初中国市場向けとされていたが、この好調な反響を受け、世界展開する計画を立てているという。どの市場で発売されるかはまだ明らかにしていないが、日本とオーストリアが最初の有力国となっているという情報が入ってきた。
N7は、低迷する日産復活へのキラーモデルとなるか、要注目だろう。
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