「疑問は残る」フェイエノールトFW上田綺世、ゴールで勝利に貢献も現地は来季の活躍を疑問視「もう1人必要」【海外の反応】

【写真:Getty Images】

上田を疑問視?

 オランダ・エールディビジ第33節、フェイエノールト対RKCヴァールヴァイクの試合が現地時間14日に行われ、サッカー日本代表FW上田綺世の所属するフェイエノールトが2-0で勝利した。オランダメディア『FR12』は15日に、この試合でゴールを決めた上田について伝えている。

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 この試合に先発出場した上田は、69分にFWイゴール・パイシャオンのスルーパスに反応。絶妙な抜け出しからペナルティエリア左でボールを受けると、勝利を決定づける追加点を決めた。2試合ぶりの白星を手にしたフェイエノールトは、1試合を残して3位が確定。UEFAチャンピオンズリーグ予選の出場権を獲得している。

 同メディアは、「上田が得点、しかし疑問は残る。もう1人のストライカーが必要だ」とタイトルをつけて、上田について次のように評価した。

「RKCヴァールヴァイクとの試合で得点したことにより、上田は今季リーグ戦20試合で合計7ゴールを記録したことになった。今季12試合にスタメン出場しているが、それでも、フェイエノールトが来シーズンに起用するに値するストライカーであるかどうかは疑問だ」

 そして、「我々にはもう一人のストライカーが必要だ。上田の統計を見れば、それほど悪くはない。しかし、彼だけで(来季の)シーズンをスタートすることはできない。FWフリアン・カランサも控えているが、チャンスがきても説得力に欠けている」と、今夏の移籍市場では、新しいストライカー獲得が必須であると指摘した。

 オランダメディア『VOETBAL NIEUWS』は7日に、トルコ・スュペル・リグのギョズテペSKに所属するFWホムル・カルドーソにフェイエノールトが関心を示していること、すでにスカウトを派遣しており、次の移籍市場で獲得に動く可能性が高いことを報じている。

 果たして、フェイエノールトは上田のライバル獲得に向けて動くのだろうか。今夏の移籍市場で注目のポイントとなりそうだ。


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