20万円超えの「Xperia 1 VII」が文鎮化したらどうすべき? 既に購入した人がやるべきこと

 ソニーが2025年夏商戦に向けて市場に売り出したスマートフォンのハイエンドモデル「Xperia 1 VII」。主要販路はソニーストア、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクで、いずれの販路でも最も安価な構成で約20万円と高価格な製品だ。カメラ性能や動画撮影機能の強化などが大きな進化点となっている本製品だが、ソニーは7月4日、まれに「電源が落ちる」「再起動が掛かる」「電源が入らない」不具合が発生することを明らかにした。 【画像】Xperiaを即日修理できない例も  この問題は一部モデルに限られたものではなく、国内で販売された全てのXperia 1 VIIにおいて発生する可能性があるとされている。もしも購入後すぐ、あるいは数日・数週間使用したのちに端末の起動ができなくなってしまった場合、ユーザーはどう対処すべきなのか。本記事では、復旧を試みる手順から保証サービスの活用まで、現時点でとり得る対応を網羅的に紹介する。

 Xperia 1 VIIが突然反応しなくなったとしても、すぐに故障と判断するのは早い。ソニーによれば、本事象はソフトウェアに起因する可能性があり、以下の手順によって復旧する場合があるという。 1. 電原ボタンと音量+ボタンを20秒間同時に押して電原を入れる 2. 起動後にソフトウェア更新(システムアップデート)を実施する  電源ボタンと音量アップボタンを20秒間同時に長押しする行為は、いわゆる「強制再起動」にあたる操作で、一時的なフリーズやシステムの異常をリセットする効果がある。見た目には何の反応もないように感じられるかもしれないが、20秒程度はしっかりと押し続けてみてほしい。もし端末が振動したり、画面が点灯したりした場合は再起動が成功した可能性がある。  無事に起動できた場合には、念のためすぐにソフトウェアアップデートを確認し、最新の状態にしておくとよい。ソニー側でも、復旧後にシステムアップデートを適用することで安定性の改善が見込めるとしている。

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