張本美和 兄に続き初戦突破!格下に苦戦するもシングルスデビュー戦を勝利【世界卓球】
張本美和 PHOTO:Itaru Chiba
<2025年5月17日(土)~5月25日(日)世界卓球選手権ドーハ大会(個人戦)/カタール>
【LIVE配信】『世界卓球2025』U-NEXTで日本勢出場試合を中心に注目試合を独占ライブ配信!
5月18日、女子シングルス1回戦で張本美和(16=木下グループ/世界ランク6位)がペソツカ(33=ウクライナ/同126位)をゲームカウント4-1で下し、2回戦に駒を進めた。
16歳にして世界ランクは日本女子最上位の天才高校生・張本美和の世界卓球シングルスデビュー戦。長く国際舞台で活躍するウクライナのベテラン選手との初対戦となった。
相手のバックハンドと手元で伸びるバックサーブに苦しんだものの、ロングサーブで相手のレシーブを崩して張本が第1ゲームを先取。
続く第2ゲームも接戦となるが終盤YGサーブで流れを変えた張本が17-15で連取する。
ここから勢いに乗りたい張本だが、なかなかペースはつかめない。
世界ランクは100位台ながらランク以上の実力を感じさせるペソツカの粘り強いラリーに押され、第3ゲームは決めにいったボールにミスも出て、ゲームを奪われる。
第4ゲームも前半はミスが続き相手にリードを許すが、強気の姿勢を崩さなかった張本が終盤に逆転。
王手をかけると、第5ゲームもストレートへのバックハンドなどを決めて張本がマッチポイント。最後も相手のドライブに対してバックハンドで押し込み、勝利した。
2回戦ではユアン・ワン(ドイツ)とユー・フー(ポルトガル)の勝者と対戦する。
<世界卓球ドーハ 女子シングルス1回戦>張本美和 4-1 ペソツカ(ウクライナ)11-8/17-15/9-11/11-9/11-7