DJIのロボット掃除機は斬新デザイン。本体もドックもスケルトン
高品質なドローンでおなじみのDJI。近頃はメーカー初となる360度カメラを作るなど、ドローン以外のジャンルにも意欲を見せています。
実は、中国市場限定ではあるもののロボット掃除機まで発表してるんです。DJIにとっては初のスマートホーム製品となりますね。
DJI just debuted its premium ROMO robot vacuum line — with China getting first access!it brings flagship drone-level perception tech to your floors. Imagine a bot that navigates with millimeter precision, dodges obstacles like charging cables or even thin playing cards, and… pic.twitter.com/bBqYhf7Kuz
— luokai (@iamluokai) August 6, 2025
賢いセンサー技術が強み
発表された「DJI Romo」は、DJIのセンサー技術を活かしたロボット掃除機。水拭きモップ、自動ゴミ回収などを備えたオールインワンなモデルで、強豪ひしめくジャンルでもあります。
ドローン開発で培った高いセンシング技術による、数mm単位で検知できる障害物回避性能が強み。意外にもLiDARセンサーは非搭載のようで、ドローンに使われている視覚ベースのナビゲーションシステムを活用しているようです。このあたりはルンバなど主要メーカーと異なる点ですね。
Vê de perto o DJI ROMO#dji#djiromopic.twitter.com/hidPhJwBYD
— Xdrones Studio🇵🇹 (@D2Help) July 23, 2025
あと、デザインめっちゃ攻めてます。最上位モデル「Romo P」はロボット本体もベースステーションもスケルトンなデザイン! 透明ガジェットのノリをロボット掃除機にまで持ってくるとは…。
Screenshot: ヤマダユウス型ベースステーションのみ非透明な「Romo A」や、ステーションもロボットも非透明な「Romo S」など、合計3モデルがラインナップ。ロボット掃除機は場所を取りがちだし、奥行きを感じられる透明デザインは相性が良いかも?
DJIの、床専門ロボット
2万5000Paの高い吸引力、フレキシブルなロボットアーム、絡まりを抑えたブラシなど、ロボット掃除機としてはフラッグシップ水準と見て良さそうです。
日本販売があるのかは不明ですが、透明なロボット掃除機というのは一度見てみたいものですね。DJIだけに、数年後はプロペラが生えてるかも?