<1分で解説>「高市首相」で日米関係どうなる? 米メディアの見方
高市早苗前経済安保担当相=東京都千代田区の自民党本部で2025年9月30日(代表撮影)
自民党総裁選で高市早苗氏が新総裁に選ばれました。高市氏が首相に就任した場合、日米関係にどのような影響が出るのでしょうか。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「高市氏の自民党新総裁選出とアメリカの反応」を解説します。
Q 総裁選はアメリカでもニュースになったの?
A はい、複数の主要メディアが速報しました。ワシントン・ポスト(電子版)は、「ナショナリストで日本の政治を大きく右に傾けるだろう」と推測しました。また、高市氏は日本初の女性首相候補になったものの、「男女平等の提唱者としては知られていない」と紹介しました。
AdvertisementQ 他のメディアはどんなことを報じているの?
A AP通信は、高市氏について「女性の地位向上を妨げる存在だと批判されながら男性優位の政党で頭角を現した超保守派のスター」と伝えました。
Q アメリカといえば、トランプ関税の日米合意について高市氏はどんな主張をしているの?
A 高市氏は総裁選中に、日米が合意した5500億ドル(約80兆円)の対米投資について再交渉の可能性に言及しました。
Q 再交渉したらどうなるの?
A ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は「もし再交渉に踏み切れば大きな摩擦を引き起こすだろう」とする米シンクタンク「ランド研究所」国家安全保障研究部のジェフリー・ホーナン日本部長の見解を伝えています。