三笘1アシストのブライトン、最終節で逆転勝利も欧州カップ戦には届かず…EL王者トッテナムは残留圏ワースト17位フィニッシュ
ブライトンが逆転勝利
[5.25 プレミアリーグ第38節 トッテナム 1-4 ブライトン]
プレミアリーグは25日、各地で最終節を行った。MF三笘薫が途中出場したブライトンはトッテナムに4-1で逆転勝利を収めて8位でシーズンを終えるも、他会場の結果を受けて欧州カップ戦の出場権は逃した。トッテナムは残留圏内で最下位となる17位となった。
トッテナムはUEFAヨーロッパリーグ優勝の勢いそのまま勝利で今季を終えるべく、前半16分にFWマティス・テルがDFマッツ・ビーファーからファウルを受けてPKを獲得。FWドミニク・ソランケがこのチャンスを決めて先制点を奪った。
追いかけるブライトンは前半30分、左CKをFWジャック・ヒンシェルウッドが頭で合わせるもGKグリエルモ・ビカーリオの正面に飛んだ。反対にトッテナムは同38分、カウンターからDFペドロ・ポロのスルーパスをテルが収めて決定機を迎えたが、シュートはGKバルト・フェルブルッヘンのスーパーセーブに阻まれた。
三笘は後半の開始から投入されると、立ち上がりから積極的に仕掛けてチャンスをうかがう。するとブライトンは後半6分、三笘のクロスで獲得したCKをDFアダム・ウェブスターが頭で合わせると、最後はヒンシェルウッドが押し込んで同点とした。押し込み続けるブライトンは同17分、ペナルティエリア内の狭いところでボールをキープし続けてMFヤンクバ・ミンテがシュートを放ったが、GKにセーブされた。
それでもブライトンは後半19分、右CKのこぼれ球がゴール前に向かったところにいたのはまたもヒンシェルウッド。今度はヒールキックで押し込んで逆転に成功した。以降もブライトンが主導権を握り、トッテナムはなかなか敵陣深くまで入り込めない展開が続いた。後半42分にはブライトンのMFディエゴ・ゴメスが相手のファウルを誘ってPKを奪取。MFマット・オライリーが勝負を決める3点目を決めると、アディショナルタイムには三笘のパスを受けたD・ゴメスの鮮やかなミドルシュートが決まった。4-1の勝利で今シーズンを締めくくった。
三笘は最終節も鮮やかなトラップを見せるなど躍動。D・ゴメスのスーパーゴールで1アシストもつき、今季のプレミアリーグは36試合10ゴール4アシストで幕を閉じた。●海外組ガイド●プレミアリーグ2024-25特集▶悲願の初優勝を目指すパリSGと4度目の戴冠を目指すインテルが公式戦初対戦!CL決勝は6/1(日)午前3:00~WOWOWで独占生中継!データ提供:Opta※大会の公式記録と異なる場合があります