勝みなみが暫定10位 西郷真央と古江彩佳も上々スタート メジャー初戦は雷雲接近で順延
◇女子メジャー第1戦◇シェブロン選手権 初日(24日)◇ザ・クラブatカールトンウッズ(テキサス州)◇6911yd(パー72)
5大メジャーの今季初戦は初日から雷雲接近により中断し、そのまま日没サスペンデッドとなり24人がホールアウトできなかった。ユ・ヘラン(韓国)とリュー・ヤン(中国)が7アンダーの暫定首位で並んだ。
今季1勝のキム・ヒョージュ(韓国)が5アンダー。元世界ランキング1位のアリヤ・ジュタヌガン(タイ)、チェ・ヘジン(韓国)らが4アンダー4位グループにつけた。
ツアーメンバー全13人が出場する日本勢では勝みなみが3アンダー暫定10位と最上位の滑り出し。「(出だし)1番もバーディが獲れそうな距離だったんですけど、入らなくて。その悔しさが連続バーディに出たのかな」と振り返った2番からの3連続バーディでリズムに乗った。
4つのボギーも喫したが、最終18番(パー5)もバーディで締めくくるなどロングホールで取りこぼさず7バーディ。風のジャッジも悩ましい中で「69」にまとめた。前年大会も日本勢最上位の9位でフィニッシュした大会。「ボギーを減らせば、もっと上位に行ける。(午前組の)あしたはもう少し風も収まってくれるかなと思うので、しっかりバーディを重ねていって。ボギーは打っても、少なめで回りたい」と意気込んだ。
西郷真央が2アンダー、古江彩佳が1アンダーと午後組でアンダーパーとしてホールアウト。前週「JMイーグルLA選手権」で1打差2位惜敗の岩井明愛は前半5オーバーから巻き返してイーブンパーでプレー。双子の妹で大会初出場の岩井千怜と同スコアで並んだ。
6回目の出場となる渋野日向子は3バーディ、2ボギー1ダブルボギーで「73」。今季1勝の竹田麗央、ルーキーの山下美夢有、8年連続出場の畑岡奈紗、初出場の吉田優利も同じ1オーバーで終えた。
笹生優花と西村優菜は3オーバー。プロとして初のメジャー挑戦となる馬場咲希は前年覇者で世界ランク1位のネリー・コルダらと並ぶ5オーバーと出遅れた。
第1ラウンドは2日目(金)の現地午前7時15分に再開。第2ラウンドは定刻通り同時刻に開始する。
<日本勢の初日成績> ※順位は暫定 10T/-3/勝みなみ 16T/-2/西郷真央 24T/-1/古江彩佳 34T/0/岩井明愛、岩井千怜 61T/+1/畑岡奈紗、竹田麗央、山下美夢有、渋野日向子、吉田優利 92T/+3/西村優菜、笹生優花 118T/+5/馬場咲希