【RISE】志朗が玖村将史から3度のダウンを奪う圧勝でリベンジ成功、K-1王者・金子晃大との最強決定戦をアピール(ゴング格闘技)

ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO 2025年8月2日(土)東京・大田区総合体育館 【写真】ダウンを奪った志朗の右ストレート ▼メインイベント(第12試合)RISE世界バンタム級タイトルマッチ 3分5R無制限延長R 〇志朗(BeWELLキックボクシングジム/王者) 判定3-0 ※49-44、50-44×2 ×玖村将史(999/挑戦者) ※志朗が初防衛に成功。  志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功。2018年11月からはRISEに参戦し、那須川天心とは2度対戦。2023年3月にディーゼルレックをハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座に就いた。 「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」ではクマンドーイに敗れ準優勝。2024年3月は田丸辰の挑戦を受けて世界王座の初防衛戦に臨んだが、偶発的なバッティングで無効試合となった。9月に田丸との再戦を判定勝ちで制し、拳の手術を経て2025年3月に復帰戦でユン・ドクジェに判定勝ち。戦績は33勝(13KO)6敗4分1無効試合(タイの試合は除く)。  玖村は2020年3月に当時プロ無敗だった金子晃大に初黒星をつけた。2022年2月、第3代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメント決勝で金子と激しい打ち合いを繰り広げるも判定負け。6月の『THE MATCH 2022』ではRISEの志朗からダウンを奪う判定勝利。2023年3月にRISEの鈴木真彦からも勝利し、RISEの2強を撃破。  9月、満を持して金子の持つK-1スーパー・バンタム級王座に挑戦した試合は大きな注目を集めたが延長で判定負け。2024年の「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」では、9月の準決勝で大久保琉唯に惜敗した。2025年5月、K-1との契約満了を発表。戦績は24勝(12KO)7敗。  1R、玖村が先に右カーフを蹴っていく。右ミドルも蹴る玖村に志朗は左ロー。志朗はかなり受けの時間が長く、玖村がヒザを見舞う。玖村の左ミドルに右ミドルを返す志朗。玖村が一瞬前に出ようとしたところへ、志朗が狙いすましたワンツーでダウンを奪う。かなり効いた様子の玖村だったが立ち上がり、志朗と打ち合いに行く。志朗も無理はせず。オープンスコアは10-8×3で志朗。  2R、玖村が右カーフからワンツー、志朗は左インローを蹴る。玖村が左ミドル、志朗は前蹴りと右ロー。志朗が飛び込んだところでバッティングとなり、玖村にインターバルが与えられる。右カーフを蹴った玖村は二段飛び蹴り、すぐに志朗が右ストレートを打つ。  玖村の右にもワンツーを合わせようとする志村。左ボディから左フックの玖村は右カーフも蹴っていく。前へ出る玖村が飛び二段蹴りをヒットさせるが、その直後に志朗がワンツーからの左フックで2度目のダウンを奪った。OPスコアは10-8×3で志朗。  3R、ジャブを突く玖村は右カーフ、左ミドル。玖村が右カーフを蹴ろうとしたところに志朗が右ストレートを合わせ、3度目のダウンを奪った。“やられた”という表情の玖村はすぐに立ち上がり、右ストレート、右ミドルを放つ。志朗は左カーフ、玖村が打ち合いに来ると左フック、ジャブを返す。左ミドルから右カーフの玖村に志朗はジャブ。玖村は顔面へのヒザも突き上げる。OPスコアは10-8×3で志朗。  4R、ジャブの差し合い。玖村の右カーフに志朗は前足が流れるがすぐにワンツーを打つ。それでも右カーフを蹴る玖村。玖村の左に志朗が右ストレートを合わせにいく。玖村は右カーフを蹴っての左右フック、志朗はすぐに右へ回り込んで距離をリセット。玖村の右カーフに志朗はジャブ、ワンツー、右ストレートを合わせに行くが、玖村はブロック。玖村のワンツーをブロックした志朗が右ストレートを打ち返す。  5R、玖村は右カーフと左ミドルを蹴るが、志朗はじっくり見て右を合わせに行く時もある。1Rと同じようにあまり手を出さない志朗。玖村の三日月蹴り、左インロー。右を打って前へ出る玖村に志朗が左フックを打つ。ジャブを突く志朗。玖村は前へ出ようとするが、志朗が右ストレート、右ミドルを蹴って来る。試合終了。両者は抱き合う。  志朗が大差の判定勝ちでリベンジに成功、リングを降りた玖村は悔し涙を流した。一方、志朗はリング上で笑顔。  志朗はマイクを持つと「皆さん、応援ありがとうございました。この試合を組んでくださった関係者の方々、玖村選手ありがとうございました。本当に3年間、ファンの方々や応援してくださる方たち、お待たせしてすいませんでした。これでRISEが、自分が最強だと証明できたと思います。あともう一人、K-1の王者、金子選手とみんな見たいと思うのでぜひK-1vs.RISE世界王者対決やりましょう」と、K-1王者・金子晃大との対戦をアピールした。

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