【虎将トーク】阪神・藤川監督、選手個々の感想「いちいち言う必要がない」「聞かれれば…」

練習を終え笑顔の阪神・藤川球児監督=甲子園球場(撮影・水島啓輔)

阪神が26日、甲子園で全体練習後、上京。27日のヤクルト戦(神宮)から再開されるリーグ戦を前にした藤川球児監督(44)の主な一問一答は以下の通り。

ーー佐藤輝らが個別で練習するなど、いい形でリーグ戦再開に入っていけそうか

「疲労も抜けて、非常に楽しみだな、と。いいリスタートにしたいですね」

ーー監督の気持ちとしてはリセットになるか

「まあ、普通にやっていくだけだと思います」

ーーヤクルトはランバート、アビラと初対戦の投手も予想されるが

「自チームの戦い方をしっかりとやっていく、と。そういった意味で、4日間の休養日と、いい調整になったと思うので。疲労も抜けたので」

ーー27日の先発は村上

「普通。何も変わらないです」

ーー何も変わらないことが一番大事

「故障者なくやっていますから。故障していた選手も、もう少しで帰ってくる。そういう部分では、順調ですね」

ーー村上は唯一、中6日で登板する

「何とも思わないです。本人に聞いてあげて」

ーーこれまで通りに

「中6でしょ? 何も変わらないじゃないですか。普通にやればいいですよ。自然体です」

ーー高橋が25日に2軍で先発して3回を投げた

「もちろん見ていますね」

ーー感想は?

「感想? 何の感想文ですか?」

ーー1軍復帰には段階を追って

「戦力としては後半戦、非常に楽しみにしていますね」

ーー球宴明けごろか

「ほかの投手もいますし、ウチはローテーションを守っている投手がほとんどですから、その辺りとの兼ね合いをみながらになります。大きな戦力だと思いますね」

ーー6番打者は状態をみながらか

「他球団もどんどん変わっていますからね。どうでしょうね。戦術ですからね。日々、ゲームをやっていく中で、いいペースにできればな、という(球宴までの)21試合ですね」

ーー2軍戦に行っている選手もいい形で使えたか

「栄枝はすごく良かったですね。栄枝も今、いい状態になってきているし、出番がなかなか、ないけれど、我慢強く1軍に帯同しながらやっていると思う。逆に佐野はまだ向こうに戻って結果が出ていないですけど、全てが経験ですね。前川も内野安打とか、大きな当たりではないですけど、ヒットは出ていますけど、それはみんな各々、こっちでできること、向こうでできること、ですけど。長打がなかなかね、佐野も、栄枝は1本出たのかな。ライトオーバーで出て、タイムリーも打って、というところで、久しぶりの打席にしてはレフト前も打って、ライトオーバーも打って、という意味では、いいかな、と思いますけど。どの選手も見ているのは見ていますよ、全部ね」

(さらに続けて)

「だけど、いちいち言う必要がないのでね。それは現状、1軍登録されている選手もそうだし、されてない選手も当然、全部見ていますよ。聞かれれば答えるか答えないか、は別にしていますけど」

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