ウクライナ戦争、リスクレベル「急上昇」 爆撃機攻撃で米特使

 トランプ米政権のケロッグ特使(ウクライナ担当、写真)は、ウクライナが週末にロシア・シベリアの軍事基地を攻撃し、核兵器を搭載可能な長距離爆撃機を攻撃したことについて、ウクライナ戦争がエスカレートするリスクが「急上昇」していると述べた。2月18日、ワルシャワで撮影(2025年 ロイター/Kacper Pempel)

[モスクワ 4日 ロイター] - トランプ米政権のケロッグ特使(ウクライナ担当)は、ウクライナが週末にロシア・シベリアの軍事基地を攻撃し、核兵器を搭載可能な長距離爆撃機を攻撃したことについて、ウクライナ戦争がエスカレートするリスクが「急上昇」していると述べた。

同特使はFOXニュースに「リスクレベルが急上昇している」とし「敵国の核の三本柱(戦略爆撃機、大陸間弾道ミサイル、潜水艦発射弾道ミサイル)の一部を攻撃すれば、リスクレベルが上がる。相手が何をするか分からなくなるからだ」と述べた。

また、ロシアにとっては爆撃機の損害よりも心理的な影響の方が重要だと指摘。特にウクライナがロシア北部の海軍基地を攻撃したという未確認情報に懸念を示した。 もっと見る

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