イサクの決別宣言にニューカッスルが反論声明…「退団を許すという約束は一切ない」
【欧州・海外サッカーニュース】ニューカッスルがスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの声明に反論。
ニューカッスルがスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクの声明に反論した。
イサクは昨季も公式戦42試合で27得点6アシストをマーク。ニューカッスルにとって、70年ぶりの国内タイトルとなるカラバオカップ優勝や、プレミアリーグ5位フィニッシュによるチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した1人だが、リヴァプールの関心が取り沙汰され、その実現を望む本人と移籍を容認しないスタンスのクラブで対立している。
そうした状況からニューカッスルで別調整を続けるイサクは19日にインスタグラムのストーリーズでPFA年間授賞式に出席しない旨を明らかにするとともに、クラブとの関係性にも言及。「約束が破られ、信頼が失われれば、関係は続けられない」とクラブへの不信感をあらわにした。
これを受けて、ニューカッスル側も、同日に声明。公式に選手側の主張を否定し、チームへの合流も認める姿勢を示した。
「今晩、アレクサンデル・イサクによるソーシャルメディアへの投稿の通知を受け、失望しています」
「我々は明確に申し上げて、アレックスと今も契約下にあり、クラブの公式な立場として今夏のニューカッスル退団を許すという約束は一切なされていません」
「我々としては最高の選手を引きとめたいと考えていますが、選手にそれぞれの願いがあるのを理解し、彼らの意見にも耳を傾けています。アレックスと彼の代理人に説明したように、我々は常にニューカッスル、チーム、そしてサポーターの利益を考慮しなければなりません。そして、今夏の売却条件が整っていない旨を明確に伝えてもきました」
「それらの条件が満たされるとは考えていません」
「我々は誇り高い伝統を持つフットボールクラブであり、家族のような一体感の維持を目指しています。アレックスはこれからも我々家族の一員であり、チームメイトと再び合流する準備が整えば歓迎するつもりです」