参議院選挙2025 東京選挙区の候補者と訴え 選挙区の構図とポイントなどQ&Aで解説

7月20日に投票が行われる参議院選挙。東京選挙区には32人が立候補しました。欠員の補充を含む7議席をめぐって争われます。全国最多の立候補者数になった東京選挙区の候補者や、3日の訴えを掲載しました。また選挙の構図とそのポイントについてQ&Aでまとめました。

東京選挙区、欠員の補充を含む7議席をめぐって争われます。32人が立候補しました。届け出順にお伝えします。

*顔写真は、撮影の承諾を得た候補について掲載しています。

▲東京選挙区 候補者の訴え(7月3日に首都圏ネットワークで放送)▲

Q&A解説 東京選挙区 構図とポイント

ここからはNHK首都圏局の津武デスクとお伝えします。Q.東京選挙区は全国最多の立候補者数になりました。選挙の構図とそのポイントは。

まずは、改選前の各党の議席状況から。与党は自民が2、公明が1。野党は立民、維新、共産がそれぞれ1議席を獲得。今回は欠員の補充が1あるため7議席を争うことになります。

ポイントは▽与党となる自民・公明があわせて3議席を確保できるのか。▽一方、野党では立民・維新・共産が議席を獲得できるのか。

それとも▽2人を擁立した国民、それに参政が東京で初めてとなる議席を獲得し、新たな変化が生まれるのか、注目です。

6月の都議選と7月の参院選 ポイントは

Q.東京では6月に都議選が行われたばかりで、その結果は参院選にも影響するとも言われていました。どんなことがポイントになりますか。

こちらは、都議選の結果です。数字は各党の獲得議席です。注目するのはその下、議席の増減を示した数字です。国政与党の自民・公明をみますと議席を減らしました。一方、野党では立民と画面下の段、左にある国民が議席を増やし、上の段、維新・共産が減らしました。

そして、参政の躍進も特徴の1つでした。

こうした傾向が政党の勢いとして参院選でもみられるのか、また、都民ファーストの会は今回、候補者を擁立していないので、この支持層がどう動くのかもポイントになります。

無党派層の動向は

Q.東京の選挙でカギを握るとされる無党派層。この動向についてどんなことが言えますか。

ひと言で言えば「風が吹くかどうか」、ここがポイントになります。こちらは都議選の出口調査で支持政党を尋ねた結果です。無党派層は画面右の灰色で示した「特になし」で29%。どの政党よりも多いことが分かります。

この無党派層がどの政党の候補に投票したか尋ねたところ、ご覧の結果に。票が分散していたことがうかがえます。特定の政党に支持が集まる状況を選挙では「風が吹く」とも言いますが、都議選ではこうした現象はみられなかったといえます。

参院選は都議選に比べて選挙期間が8日長いです。これから7月20日の投票日までに「風が吹くかどうか」、それとも都議選のように「票が分散するのか」、これもポイントになります。


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