フォルムも機能も平成のガラケー。Sidephone SP-01でスマホ疲れに終止符を
ホイール付けたら完全にiPodじゃん?
スマホは前面がツルツルの画面ですが、人によっては押し心地のあるボタンを好む場合もあるかと思います。なので、iPhoneをBlackBerry(ブラックベリー)のようにする物理キーボード付きケースだけでなく、Motorola Razrにもキーボードを追加する2つ折りケースなんてアイテムが生まれたくらい。
やっぱり求めている人は多いんでしょうね。
モジュラー式で機能をチェンジ
米国発のSidephone「SP-01」は、日本ではガラケーと呼ばれるフィーチャーフォン。筐体の下部が物理的なテンキーになっています。
面白いのは、モジュラー式でキーは他の入力デバイスに交換ができる点。懐かしい形のホイールもあったりして、かつて流行ったauのinfobar風がiPod風に早変わりします。
Video: Sidephone / YouTube機能は2.8インチのタッチスクリーンを搭載し、ボタン類は設定で変更可能。LTE、Wi-Fi、Bluetooth 5.0接続に、USB-C充電に2000年代風のレトロカメラといったシンプルさ。独自のModern OSで走り、アプリも揃っています。
What is a Sidephone? byu/chrisristovski insidephone
クルクル回す懐かしさ
ダイヤルのモジュールは別売りとのこと。四隅+ダイヤルの上下左右+中心に合計9つのボタンがあります。もちろんダイヤルは回転でき、音楽再生や音量の操作ができます。ちなみにシリコン製のケースも別売りです。
Sidephone's Sundial Keypad byu/gosidephone insidephone
今はテンキーとダイヤルしか交換できないようですが、そのうちゲームパッドとか、タッチパッドとか、QWERTYキーボードとか、いろんなモジュラーが作られると良いですね。
目指せ脱スマホ中毒
「SP-01」はガラケー時代のシンプルな使い方を求めているため、スマホ中毒にならないよう作られています。なので、Google Play StoreとApple App Storeは使えないのは悪しからず。
スマホ漬けだと、イライラや無気力や思考力の低下といった弊害を起こしかねないため、「脳腐れ」なんて言葉が生まれたくらい。デジタルデトックスで脳ミソにも息抜きさせてあげたいもんです。
Image: Sidephone日本発売はいつ?
現在は299ドル(約4万6000円)で限定1,000台が予約受付中。まだ米国のみの展開ですが、人気が出れば他国での発売も可能性がありそうです。
シンプルなデザインにまとまってて、思わず欲しくなっちゃいますね。日本で撮影している写真もあるので、私たちでもなんとか買えないでしょうかねぇ?